市役所近くのパン屋さん「アンファン」さんにて給食のパンを。学校の休校で給食パンを納入できなくなった製造業者は苦境の中、一般客への販売で急場をしのごうと懸命のようだ。

りんごのチップが入ったようなパンでなんとも懐かしい気持ちになった。

市民経済常任委員会が開かれた。
報告事項は７つ
（１）赤城大沼湖面利用について
（２）前橋市自然環境調査（鳥類）の結果について
（３）前橋市新最終処分場基本構想の策定について
（４）前橋市産業振興ビジョンの改定について
（５）新型コロナウイルス感染拡大に伴う事業者向け資金繰り支援（経営安定資金）の取り扱い状況
（６）令和元年度前橋市プレミアム付商品券事業の実施結果について
（７）令和２年５月１日付け組織改革について

（１）赤城大沼湖面利用について
近年、赤城山大沼で、カヌー、カヤックや水上バイク等の新たなウォーターレジャーへの利用可否の問い合わせが寄せられているが、「自由使用」として、先着優先で誰でもが何ら他から拘束されずに使用すると、赤城大沼の水質悪化、騒音の発生など新たな環境問題や地元観光業者が行っている遊覧ボート事業、わかさぎ釣り等への影響が懸念される。このため、前橋市が群馬県から赤城大沼の河川区域を包括的に借り受け、県、地元関係者などで組織する赤城大沼自然環境保全協議会で湖面利用のルールを策定した。令和２年６月１日から運用開始。※赤城山大沼は一級河川に指定されており、河川法では「河川は公共用物」と定義されるため「自由使用」が原則
□利用の概要
・利用期間　毎年６月１日〜９月３０日まで
・利用時間　午前１０：００〜１５：００　※終了時間までには上陸し、完全な撤収を完了すること
・協力金　一般船　１隻につき　１，０００円　釣用船　一隻につき３，０００円※どちらも安全管理のための費用に充当
・利用区域　赤城山大沼漁業協同組合の進入禁止区域以外の指定区域
・利用対象　カヌーまたはカヤック
※乗船は１隻２名以内（乗換自由）※一般（船遊）の船１日先着予約２０隻までとする

（２）前橋市自然環境調査（鳥類）の結果について
本市の自然環境の現況を把握することを目的に、植物、昆虫類、哺乳類・は虫類・両生類、魚類・水生生物、鳥類を毎年、順次「自然環境調査」として実施。今回は鳥類。
※市内１４地点で実施、調査期間は繁殖期調査（令和元年６月１日〜７日）越冬期調査（令和元年１２月１７日〜２２日）。
・結果　３６科７９種　参考：基礎調査　４４科９９種
・重要種の確認状況
５科７種　オオバン、カッコウ、ジュウイチ、ハイタカ、オオタカ、キバシリ、コサメビタキ
・外来種の確認状況
４科５種　コジュケイ、カワラバト、ホンセイインコ、ガビチョウ、カオジロガビチョウ

（３）前橋市新最終処分場基本構想の策定について
最終処分場は、市民生活にとって極めて重要で必要不可欠な施設である。既存最終処分場が、令和１３年に残余量がゼロとなる予測があるため、新最終処分場の整備が必要となっている。そこで計画的に新最終処分場の整備を進めるため、施設規模や構造等の基本となる考えを示した前橋市新最終処分場為本構想を策定した。

（４）前橋市産業振興ビジョンの改定について
本市の「中小企業振興基本条例」の目的を達成するために、「前橋市産業振興ビジョン」において、本市の産業振興の方向性や方針を定めている。現行の「平成２９年度改訂版　前橋市産業振興ビジョン」にかかる計画期間が令和２年３月末で終了することから、「令和２年度改訂版　前橋市産業振興ビジョン」を策定した。期間は令和２年４月〜令和７年３月まで

（５）新型コロナウイルス感染拡大に伴う事業者向け資金繰り支援（経営安定資金）の取り扱い状況
新型コロナウイルス感染拡大に伴う事業者向け資金繰り支援：経営安定化資金
目的：新型コロナウイルス感染拡大により、売上高減少等の影響を受けている市内中小企業・小規模事業者に対して、事業運転にかかる資金繰りを支援する
支援方法：令和２年２月から９月末までに「前橋市経営安定資金」の融資実行を受けた事業者を対象に、既存の制度を充実して市内指定金融機関で取り扱う（令和２年３月２３日から取扱開始）
【経営安定資金】
・融資限度額　３，０００万円
・資金使途　　運転資金
・融資期間　　７年以内（うち据置１年以内）
・融資利率　　１.５%（別途、信用保証協会の保証料が必要）
【充実内容】
・「前橋市経営安定資金」の融資条件に、直近１ヶ月の売上高が対前年同月比の１０%以上減少した事業者を追加
・借入れ事業者に対して、５年間分の借入利子を前橋市が全額補助
・借入れ事業者に対して、信用保証料を前橋市が全額補助
・融資期間を７年以内としつつも、特例により最大３年間延長！
・「前橋市経営安定資金」内での借換が可能となるよう要件を緩和！
【取扱状況】
累計承認件数：１８０件
融資総額　：３２億９１３３万５千円（令和２年４月１４日時点）※市内のありとあらゆる業種

参考：累計承認に伴う前橋市の財政負担
預託金１７億2,162万６千円
補助金１億9,000万円（令和２年４月１４日時点）※市内のありとあらゆる業種
【内訳】

（６）令和元年度前橋市プレミアム付商品券事業の実施結果について
消費税の引き上げに伴い、非課税世帯・子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに地域における消費を喚起・下支えすることを目的として、対象者にプレミアム付商品券を販売した。
販売内容は１冊あたり券面額５，０００円の商品券を４，０００円で販売した。１人あたり５冊まで販売。利用店舗数は１，３６７店。
・商品券販売・使用結果
販売冊数：１４６，６４２冊　販売額：５８６，５６８千円　券面額：７３３，２１０千円　使用額：７３０，５９６千円　使用率：９９.６%

（７）令和２年５月１日付け組織改革について
※先日の総務常任委員会と同じ

前橋市議会議員　岡 正己