2020年6月25日

路上に新しい価値を。

総括質問に3日間ともしっかりとアベノマスクを着用して臨んでいたことをPRしていたら、なんと「議会で着用してください!」とアベノマスクをいただいた。最初は「お気持ちだけで。。。」と思ったがここはしっかりと受け取って活用させた方がこのマスクのためだと感じ受け取った。

先日の総括質問の最後の質問、路上営業に対する道路占用料の免除について興味深い取り組みがあった。宇都宮市の取り組み「ミヤ・ストリート・デザイン・テラス」だ。
・新型コロナウイルス感染症を契機に、今後の日常生活に求められる実践例として、飲食時における対面の抑制や屋外利用の推進等が挙げられ、その定着に当たり、飲食店等においては、客席の減少などによる売上の低下が懸念されている。
・国においては、人口減少社会における都市再生に向けて、多様な人材交流によるイノベーション創出や人間中心の豊かな生活を叶える「居心地がよく歩きたくなるまちなか」を目指し、道路や河川などの公共空間の活用促進を掲げている。
宇都宮市はこの2点を背景に、独自の新型コロナウイルス感染症の影響に対応するための支援はもとより、「居心地が良く歩きたくなるまちなか」を目指した道路活用の社会実験として位置づけ、政策的に取り組むということである。

政策的に実施していくという力強さを感じる。かたや前橋はというと自治体独自で申請するという感覚があまりなく、どこか主体なるであろう団体が手をあげたら迅速に対応する、ということになっている。この違いはなんなのか。お金もかからず許可だけでビジネスの機会が広がるという案件。つまり動きさえすればそこに価値が生まれる。新型コロナウイルス感染症の時もそうだがどこの課がやるのか、担当はどこかという話をしている間に局面は変わっていく。

これからは受け身の自治体は生き残れない。移住者はどこを選ぶのか。前橋と宇都宮を比べた時どのように違いが見えているのか。小さいことと思うかもしれないが全てはシティプロモーションに繋がっている。行政が本気になって考えれば能動的にならざるを得ない。

愚痴を言っても仕方ないのでまずは自ら動く。なんとかこの前橋の路上に新しい価値を見出したい。

前橋市議会議員 岡 正己

過去の活動報告

最新記事

過去の活動報告

あかとねの日々の活動レポート

赤利根では、所属議員の活動や議会の情報について「赤利根ジャーナル」を通して皆様にお伝えしています。

お問い合わせ

お問い合わせは、下記からお願いします。

E-mail: info@akatone.net
Address: 〒371−8601 前橋市大手町二丁目12−1