「歩こう、歩こう、私は元気！」前橋徒歩通勤部。まちを歩けば様々なメッセージがもらえる。ふと気になって足を止めることもしばしば。表現したくなってしまうのは人間の性なのか。



アーティストはまちを使って様々な表現をしている。コロナ禍によって運動としての徒歩の魅力を感じている人が増えたように思う。しかし徒歩の最大の目的は移動である。ここ最近は天気の関係もあってもっぱら徒歩通勤である。前橋風に言ってみると「前橋徒歩通勤部」である。車社会の前橋において部員数はあまり多くはないがそれなりの数はいる。

前橋徒歩通勤部の日課としては写真がある。Instagramのハッシュタグで前橋徒歩通勤部をつけているが現時点で私の投稿しか出てこない。誰かが投稿してくれる日を待っている。気になった時にふと足を止められる。立ち止まれるというところも徒歩のメリットだ。何かに迷った時、ふと立ち止まることができるか。スピードが出ていれば止まる時にも力が必要になる。進むも止まるも自分次第、何事も自力本願である。

前橋市議会議員　岡 正己