「猛暑！猛暑！猛暑！前橋の夏、キタレリ！」
暑さを通り越してくる熱さ。そう、前橋はとても熱いまちなのだ。自転車移動は目的地についてからクールダウンの時間が必要になる。汗を拭ってしばらく落ち着かせる。私の場合大体その間に蚊に刺される。

コロナ禍は今までの当たり前を疑い新しい価値を創造するチャンスと捉えることもできる。きっかけにするしかない。きっかけの語源は諸説あるらしく「きる」と「かける」の合成語だとか、歌舞伎に由来するだとかあるが単純に動き始める瞬間のことだと思う。この動くは動作の意味だけではなく、考えるのが始まるという動く、物事が動く前に進むという意味だと思う。世の中はきっかけに溢れている。問題はそのきっかけに気が付く事ができるか。動くことできっかけに巡り合う確率は上がる。

敷島公園にできたスターバックスコーヒー。サイクルラックが見当たらない。自転車のまち前橋を謳っている本市としてはこれは見過ごせない。これもきっかけだ。サイクリストが集まる場所となってここから赤城山に向かったり、岩神サイクリングコースで走ったりできるかもしれない。

「天を衝く水道タンクの丸い屋根」私が通っていた岩神小学校の岩神カルタの「て」のふだである。とても前橋らしい眺めに思わずシャッターを切った。敷島公園はまだまだ可能性に溢れている。そこには様々なきっかけも溢れている。

前橋市議会議員　岡 正己