2018年1月14日
共生。
沢山の自転車が列になって置いてある。
昔の前橋中心街では良く見た光景だ。
今の前橋中心街ではもはや珍しい。
昔は、中央通りというアーケードの真ん中に自転車の列がずら〜とあり
自転車のまちという感じがしたものだ。
この自転車の正体はインドネシアからの留学生である。
彼らの移動手段は自転車だ。
ということはみんな前橋自転車通学部ということになる。仲間だ。
国道17号沿いにあるアーツ前橋の施設、竪町スタジオで
インドネシアから滞在製作中アーティストの
イルワン・アーメット(Irwan Ahmett)&ティタ・サリナ(Tita Salina)
のワークショップが行われていたためだ。
一般参加者や関係者など合わせて50人近く参加していた。
アーツ前橋の存在と外国人コミュニティのすごさを感じる。
外国人留学生と我々を簡単に結びつけてしまうからアートはすごい。
まさによりよく生きるための力である。
テーマは現在と未来の問題を共有しアウトプットすること。
最初から参加できなかったのでオブザーブ的に参加した。
皆さん和気藹々語り合っていた。
外国人コミュニティと前橋市民の接点のなさも実感した。
もっと外国人の友達を作りたい。
その後は、NPO法人多文化共生ぐんまのセミナーとパネルディスカッションに参加。
セミナーでは海外の年金事情などについて学んだ。
群馬在住の外国人の方々が思う課題などを共有し
国際交流サロンを作るとしたらどのようなものがいいかと言うテーマ。
多文化共生は地方都市のテーマとしての重要性は大きい。
今いる外国人の皆さんから学べることは多い。
前橋にいながら多文化と触れあえる環境は以前は無かった。
昔、駅前留学をうたった英会話スクールがあった。
もはやいろんな国々を市内留学できる時代だ。
世界とつながっている。これをメリットとして捉え前橋の価値にもなる。
外国について考えさせれれる一日であった。
前橋の印象を聞くと親切だと言ってくれる。
親切なまちというのはいい。
彼らが留学だけではなく働ける環境も作らなくてはいけない。
前橋市議会 議員 岡 正己