変わるまちの景色。中でも白井屋ホテルは想像を遥かに超えてくるから話題に事欠かない。このサインはローレンス・ウィナーさんの作品。私は詳しくなかったのでこの記事でチェックした。「意味はその内にあり」深い。

言葉の意味と記号の意味を考えさせられる。白井屋ホテルの場合もその意味はホテルの内にあるのだと思う。国道５０号側と馬場川通り側からの表情の違いも面白いが、昼と夜の表情の違いもまた乙。どちらが表でどちらが裏なのか。

国道５０号側のサイン。

馬場川側のサイン。ホテルの中で交差する表と裏、裏と表。「これは本当に面白い屋！」。白井屋ホテルは年内にオープンが予定されている。前橋にここまでのインパクトのある場所ができるのは何年ぶりだろうか。２０１３年に廃デパートが美術館に生まれ変わってアーツ前橋となった。アーツ前橋は前橋市の直営なので、民間がやるということを考えるともはや前例を探すのが難しい。

ここ最近は白井屋ホテルで働くスタッフだと思われる方々がまちを行き来する姿も見受けられる。まちにいる人々の雰囲気が変わってきて改めてまちを変えるのは人なのだと感じた。

前橋市議会議員　岡 正己