2020年10月22日

自転車のまちへ、一歩前進。

自転車のまち前橋。ハード(道路)はどうあがいても自動車のまちだが、ソフト面でいろいろできることがある。10月の総務委員会が開かれて5つの報告事項がありその中にうれしい報告があった。議員になる前の前橋自転車通勤部の活動から本当の意味での自転車のまちになるべく訴えを続けてきた。ある意味一つ形になりそうなものが出てきた。

10月総務委員会報告事項
1、新型コロナウイルス感染症への取り組みについて(総務委員会所管のもの)
2、前橋工科大学学生支援金の支給実績について
3、押印見直しの取り組み状況について
4、前橋市スーパーシティ準備検討会の設置について
5、シェアサイクルの導入について

1、新型コロナウイルス感染症への取り組みについて(総務委員会所管のもの)
・防災危機管理課
8月27日付群馬県ガイドライン改定を受け、全自治会長に対して自主防災会訓練の取扱いに関する通知を送付。市有施設の休館やイベント等の取扱いを一律に運用するのではなく個別に検討することとして庁内に通知。
・交通政策課
7月臨時会で議決、予算化された乗合バス事業者、タクシー事業者への支援金を交付した(10月5日)。交通指導員へ警笛付き赤色灯を配布した。
・情報政策課
市役所窓口の混雑状況を見える化させるため混雑ランプを導入し、ホームページ上から3段階で確認できる。
・資産税課
中小企業者等が所有する償却資産及び事業用家屋に係る固定資産税等の軽減措置について、対象の可能性があると考えられる約3万件の事業者の方々にお知らせを郵送した。(厳しい経営環境にある中小企業者等に対して、令和3年度課税の1年分に限り、事業用家屋及び償却資産に関わる固定資産税及び都市計画税の課税標準を2分の1またはゼロとする特例措置)

2、前橋工科大学学生支援金の支給実績について
新型コロナウイルス感染症対策の一環として、一人当たり3万円の学生支援金を支給した。支給率は99.9%で約92%の学生が「大いに役に立った/多少役に立った」と回答した。

3、押印見直しの取り組み状況について
各行政手続きの押印の見直し等による手続きの簡素化・合理化を進めることで、市民の事務負担の軽減を図ることとした。平成30年どに各所属での申請に対する処分、届出及びその他処分において、市民が行う手続きで、押印の見直しが比較的容易であるものについては平成31年4月1日から押印を不要とする取り扱いとする方針を決定している。今後は押印を必要としている手続き531件のうち押印根拠が法律等(国、県)のもの200件を除いた331件に関して調査を進めていく。

4、前橋市スーパーシティ準備検討会の設置について
内閣府が12月に募集開始するスーパーシティ構想に係る申請に向け、具体的な事業を検討する「前橋市スーパーシティ準備検討会」を産学官からなる構成員で立ち上げる。
主な検討内容として、スーパーシティとしての具体的サービスの検討と(例:スマートモビリティ構想、最先端AI技術による医療・健康福祉、オンライン授業など最先端IT技術と寄り添い型教育、行政手続きのオンライン化等)デジタル最新技術を活用した日々の暮らしを豊かなものに変えて行く考え方や仕組みを、スローシティの取り組みとともに整理する。5回の準備検討会を重ねて2月に公募が締め切られ4月以降にスーパーシティの区域が指定される。

5、シェアサイクルの導入について
アプリで24時間、誰でも借りられるシェアサイクル事業。市内29箇所のポートに電動自転車が144台程度おかれる。ようやくここまできたという感覚。最低限の投資で最大限の効果を期待する。業務委託料2,447万2千円を12月補正予算で対応する予定。今年度中に整備することで2分の1の国の補助が出る。利用料などは今後決定して行く。ようやく自転車のまちに近づいた。

前橋市議会議員 岡 正己

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