2020年10月25日

センチメンタル。

なかなか行けていなかった娘の自転車点検に、娘と二人自転車で向かう。まさに自転車日和の土曜日。向かうは前橋駅近くにあるジャイアントストア前橋店。開店早々から数台の点検待ちが発生しているようで、一度自転車を預けて午後に取りに行くという感じになるとのことだった。自転車日和に考えることは皆同じのようだ。

娘が午後から自転車で出かける用事があったためこの日の点検は諦めた。予約制にしてもらえればスムーズだと思った。なににでも課題はある。夕方からオンラインで前橋青年会議所創立70周年記念式典と記念特別番組があるので、それまでの時間をシルクスクリーンでロンTやパーカーにプリントしたり創作活動に勤しんだ。私はDIYが好きなので何かを創っている時が一番楽しい。自分が想像した通りになっても楽しいし、想像と違くてもまた乙。偶然の産物も大好物である。

まちづくりもまた然り。自分の思い通りになることばかりではなく、むしろ想像と違うことの方が多い。だからこそ面白さがある。

11月3日に催し(安田煉瓦市)を行う、住吉町にある急安田銀行担保倉庫の2階。時間が止まっているような佇まいにどんな価値を想像するのか。我々の日常には、ありとあらゆるきまりが存在している。国であれば法律、県や市であれば条例と呼ばれるものなど、様々な課題を解決するために皆で決定している共通の約束だ。しかし、時にそのきまりがあるために良いと思う方向にいけない時もある。そのきまり自体が課題になってしまう。時代はどんどん進んでいく。きまりは時代に即したものでなくてはならない。新しいきまりを作るのは政治家の仕事、課題は解決するためにあるのだ。

夕方からオンラインで前橋青年会議所70周年記念式典に参加した。オンライン式典と群馬テレビの特別番組というコロナ禍でもなんとか開催できるやり方を検討し、たどり着いた形だ。式と名の付くもののあり方は新型コロナウイルス感染症の影響で激変した。式とは本来、その場でその時間を共有することに意味がある、場と時間に縛られたものである。多種多様な人々の多種多様な予定の中で、その時間を合わせ時間と場所を共有する。この今までの当たり前もコロナ禍によって変化しているように感じる。どんなにオンライン化が進んだとしても、大切なものに時間を使うという行為で伝わることもあると思う。

こうやって様々な事柄が変化していく中で、自分も変化についていけないと思う時が来るかもしれない。と40歳を前にしてセンチメンタルな気持ちになった。

前橋市議会議員 岡 正己

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