2020年10月28日
県議会傍聴。
先日、群馬県議会令和2年第3回定例会「決算特別委員会」を傍聴した。市議会との違いを感じつつ、令和元年度の決算総括質疑を聞いた。
様々な質疑があったが、中でも興味深かったのは「ぐんま総合情報センター(ぐんまちゃん家)」についてである。効果や実績と家賃などの経費を考えると本当に必要な施設なのか疑問が残る。予算をかけて銀座で群馬県のPRをするということが今の時代にあっているのか。そもそもしっかりとしたマーケティングができていない中で費用をかけているということが民間であれば信じられないだろう。前橋市議会の定例会でも言っているがプロモーションをかけるのであればしっかりとしたマーケティングが必要なはずだ。行政のプロモーションにはとにかく緩さを感じてしまう。マーケティングで必要になるのが「STP」である。「S」はセグメント(市場の細分化)、「T」はターゲット(対象は誰か)、Pはポジション(競合との違い)これらを明確にする必要がある。ぐんまちゃん家に関しても「STP」をしっかりと考えて本当に必要か不必要か、今の形が最善か否か考えて欲しい。
会派広報誌「赤利根ジャーナルvol.15」の編集作業に追われる。今回は発行を少し早めるということもあってバタバタしながら進めている。今回は2ページボリュームを増やしたので作業量も多い。それに加えて、ここ最近プレゼンしなければならない機会がいくつかあるので、そのための資料なども作成しているとほとんどの時間事務所か控室に籠ることになる。こんな時はランチのタイミングでまちの空気を吸うのが楽しみである。
たまにいくお店の現状なども把握できるし、よくいくお店でいつもの人たちと会うこともできる。働く場所として本当にまちは良い。予想しなかった出会いや、変化に身を委ねながら今日もまちを歩き進んでいく。
前橋市議会議員 岡 正己