2020年11月20日

まちの歴史、歴史のまち。

広瀬川は場所によって様々な表情を見せてくれる。

まちとはその土地の歴史を感じることができる場所だと考えている。古くからの営みがあり、まちの名前や形状など至る所に理由がある。前橋市の理由として赤城山と利根川があることはとても大きい。そもそも利根川があるから“橋”という名前がついているのだから。

ここ最近、様々なものが無くなるのでは?と話題になっている。ベイシア文化ホール(群馬県民会館)は存続を求める署名活動が始まったと聞く。私が感じるのは県民会館として、県が運営していく施設のままの存続していくことが望ましいのか、という点をしっかり議論する必要があるということだ。

場所として、建物として、残していくのは当然のことだ。前橋市のシンボル的な存在で県民の思い入れのある施設である。今回、莫大な維持費用や修繕などの費用がかかり県として直営でやっていくという部分にメスが入ったのだと感じている。県民の施設というポジションを維持したまま、群馬県の直営ではなく所定管理などで費用対効果や使い勝手が良くなるという方法を模索していくことで存続できるのではないか。あの建物にホールとしての機能がなくなるということは無いと思う。運営の仕方、存続の方法、設置されている前橋市としてもできることはある。

それに変わって前橋東照宮である。令和の大改修ということで拝殿を解体し、本殿を覆う形状の拝殿を建設する計画を示した。詳しくはこちら。

前橋東照宮は宗教法人のため、公の施設である県民会館とは異なるが、前橋市が進めている歴史を生かしたまちづくりの一環で国重要文化財の臨江閣とともに歴史都市前橋を象徴するエリアとなるだけに非常に残念だ。これから策定していく歴史的風致維持向上計画にも影響を及ぼすかもしれない。

新聞記事などからの情報しかないが神社とは古くからその地域の人々に求められてその場所にあるのもので、何事も強引に進めるといいことはない。最終的に人生の節目のお祝い事である結婚式を挙げる場所に遺恨が残ってしまうとなるとお祝い事には適さないい場所になってしまうのではないか。それは前橋東照宮、地域の方々、結婚式を執り行うであろう未来の当事者、全てにとっていいことはない。まだまだ対話が必要に感じる。

2024年の創建400年が市民に祝われる素敵な節目になることを願っている。

前橋市議会議員 岡 正己

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