2020年12月13日

卒業。

約5年間在籍した公益社団法人前橋青年会議所を卒業するときがきた。青年会議所は40歳までという期限がある。今年は私を含めて15人が卒業した。「愛の伝承」ということで自分のJC生活を総括して残る後輩たちに向けて3分間のスピーチをした。

□ポジティブチェンジと課題解決
青年会議所とは、目的をしっかり持っている団体である。ただ集まって仲良くなればいいという団体ではない。我々の目的はポジティブチェンジする事である。このポジティブチェンジを私は課題解決だと捉えている。つまりこの青年会議所は課題を解決するための団体であるということだ。課題は様々ある。自分の課題、仲間の課題、会社や仕事での課題、我々の住む前橋という地域の課題。その課題解決のために様々な機会が用意されているのがこの青年会議所である。

□世の中と前橋JCをつなぐ
今年は地域共生委員会の委員長を仰せつかった。地域共生という大きすぎるその課題を、例会と事業で少しでも解決に導こうと委員長初心を作り、1月の前橋市長選挙公開討論会で幸先のいいスタートを切った矢先、コロナ禍によってそんな我々の予定や課題解決は予定変更を余儀なくされた。ここで振り返るのは初心である。別に例会や事業にこだわらなくても我々にできることはある。委員会メンバーと立ち上がり、学校に行けなくて不安な前橋市内の小学生に対してのラジオから校長先生のお話とチャイムを鳴らし、新聞で血液不足が報道されれば20リットルの血液をメンバーの協力のもと集め、前橋市の政策がまちづくり団体である我々前橋 青年会議所に浸透していないと分かれば公開委員会として共有を図るなどいま目の前にある課題に取り組んできた。

□練習と本番
このJ Cには様々な機会が用意されている。その機会は大きく分けて2種類ある。それは練習と本番だ。よくJ C運動のことをごっこだとか練習と表現する人がいる。それは間違いではないし、日々の委員会や体内の例会などはこれにあたると思う。しかし対外の例会や事業はいわゆる本番である。そこには関わる人たちが大勢いる。その関わる人たちは練習とは一つも思ってはいない。子供達の夢のための事業が我々の練習のはずがない。練習ではいくらでも失敗し、本番では確実に成功し、地域の課題を解決していくことが我々の使命である。

先輩からJ Cを剣道に例えた話を聞いた。剣道は防具と実際には切ることができない竹刀を使った練習かもしれない。しかし竹刀を持って相手に打ち込んだことがない人は真剣を持つことすらできない。ましてはふることもできない。委員会や例会で様々な稽古を積んだうえに真剣を持ち課題に切り掛かることができるのである。

自身が持つ心の刀身を赤くして、自分自身の、自分の同志の、仕事の、前橋の課題を力の限りぶった斬っていただきたい。

前橋市議会議員 岡 正己

過去の活動報告

過去の活動報告

あかとねの日々の活動レポート

2024年5月15日

岡 正己 議員

馬鹿。

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