2018年1月28日
片道670円。
初めて、上毛電気鉄道で中央前橋駅から西桐生駅まで出かけた。
桐生と前橋をつないでいるのがこの上毛電気鉄道である。
略して上電、片道670円。
高い。
桐生で仲間たちとの集まりがあったので上電で行くことにした。
身を持って体験することは必要だ。
上電の課題は非常に多い。私は乗降客数にとらわれない経営が必要だと思う。
今後50年100年続けていくためにはどうすれば良いか。
文化財的な観点での取り組みもとても重要になっている。
上電は自転車を乗り入れられるという特徴もある。
色々な特徴を分析してあたらしい価値を創造していきたい。
桐生と前橋は生糸産業がつなげていた。
桐生にはその面影がまだ残っている。
戦災を受けていないので建物的な部分もあると思うが
生糸産業の技術が桐生の大きな特徴の一つである。
桐生の方と話しているとある特徴を感じる。
みんな桐生のことが好きなのだ。
それには色々な理由があると思うが桐生まつりなども大きいと思う。
桐生まつりとは八木節である。
この部分の話はとても長くなってしまうので今回は割愛するが、とにかく楽しいお祭りだ。
桐生の人たちは桐生まつりを誇りに思っている。
まつりとはそういうものだ。桐生まつりがあるから帰省してくる人もいるという。
前橋まつりはどうか。
そのために帰省してくる人がいるのだろうか。
桐生まつりの大きな特徴は参加型であるというところだと思う。
見るほうか見られるほうか。
前橋のお祭りをしっかり見直す時期に来ていると思う。
どこの部分が前橋らしいのか。
人出があればそれでいいのか。
他市に行くといろいろ気づかされることが多い。
外の人から前橋がどう思われているかを知り、中から変えていかなくてはいけない。
前橋市議会 議員 岡 正己