2021年3月5日
PRの一元化。
花の季節が来た。通りすがりの公園、河津桜が満開となっていた。日常生活の中に色味があるのはとても良い。花粉とともに三寒四温を繰り返して春になっていく。厳しい赤城颪が吹きやんでこれから秋まではとても良い季節となる。
コロナ禍真っ只中ではあるが1年前とは状況が違う。この1年間を思い返すと本当に新型コロナウイルス一色であった。マイナスなことはいくらでもあるがその中でもプラスと捉えられることもある。代表的なものはテレワークなどで働き方が本格的に改革され、大きな課題であった東京一極集中の解決の兆しが見えたことだ。これは地方にとってはチャンスである。
その時前橋はどうだろうか?星の数ほどある魅力的な地方都市の中でしっかりと輝けているだろうか?知らなければ無いのと一緒。だから私はPRが必要だと言い続けている。
各地方は様々な企業移転、移住者支援策を講じてる。目立つものでは長野市企業移転・移住支援金がある。長野県外の3人以上の法人が長野市へ新たに本社移転または事業所を設置する場合に対し、移転支援金300万円、社員1人移住につき50万円(上限5人)を支援する。※移転後、令和6年3月1日まで滞在する必要がある。
6人以上の移住すると長野市雇用創出企業立地支援事業補助金との併用も可能。社長以外の社員1人につき10万円、施設改修費1,000万円以上の場合に50%補助(上限は移住社員数×100万円と2,500万円のいずれか低い方)
長野市の本気を感じる。前橋はどうか?本気か?良い政策や補助金・支援金があってもそれらのPRがバラバラであれば伝わらない。コロナ禍によって一元化のPRは必要不可欠だ。
前橋市議会議員 岡 正己