2021年3月10日
主役は市民。
令和3年第1回定例会代表質問。3人以上が所属する会派から代表して1人が30分間質問できる。この30分間には当局側からの答弁時間は含まれない。
令和3年度の予算編成の考え方や新型コロナウイルス感染症対策など重要な事項はここでほとんど出てくる。前橋市が申請に向けて動いているスーパーシティー構想に関しても多くの関心が寄せられていた。スーパーシティーになることで市民に対してどんな利益があるのかがわかりやすい必要がある。
前橋市の目指すスーパーシティーは、簡単にいうと「顔パス」の世界だ。顔認証で様々な手続きが便利になる。無料でバスに乗れる、インターネット投票ができる、支払いも顔パスで、便利と言えば便利かもしれないがこの便利さは市民が求めている便利さなのか。
例えば、顔認証で様々な手続きにかかる費用が削減できるので何かが無料になるという根拠も示す必要もある。このスーパーシティー構想は市民理解が必要不可欠である。各地で開かれている住民説明会の参加者数は多くないと聞く。どちらにしても今のままでは市民周知の道は険しいと感じる。市民周知は我々議員の役割でもある。あくまで主役は市民である。
GIGAスクール構想に関しての質問も多い。私も15日の総括質問でさせていただくがタブレットはあくまで手段であり目的ではない。タブレットによって広がる可能性を最大限児童生徒に還元する、その為の20億円だったはずである。私の意見は15日の総括質問でしっかりと述べさせていただく。
前橋市議会議員 岡 正己