予算審査委員会が始まった。初日は総務委員会。

前橋市の予算は多岐にわたるので４つの各委員会に分けて審査する。８人の委員から様々な角度で質問があった。傍聴席か、控え室でも聞ける。電話連絡や自分の委員会の原稿書きなどもできるので私の場合は控え室にて聞くことが多い。わからない用語や制度などが出てきたときにその場ですぐに検索できることも大きい。２期目とはいえまだわからないことも出てくる。

総務委員会は２回経験しているのですんなり頭に入ってくるし進むべき方向も理解できる。予算は毎年毎年総括を繰り返しながら変化する。今回はコロナ禍というかなり多いなインパクトなので予算額の変化も大きい。この予算で前橋の未来が決まってくる。我々議員はそれを決める責任がある。

前橋は風だった。ドアの隙間から流れてくる風が鳴いている。それは前橋の音だ。風が鳴いていると同時に気になるのは今朝干してきた洗濯物だ。妻が仕事のため洗濯を干すのが私の日課になりつつある。干し方に自分ルールをもうけたりすることでちょっと楽しくなったりする。妻から「今日は風が強い」と言われていたにもかかわらずいつものように外に干してきてしまった。「ハンガーは全て吹っ飛んでいるかな〜」と思われるくらいの風だったので半分諦めていた。

雨だけではなくて風も気にしなくてはいけなのが前橋だ。天気予報も雨や気温だけでなく風も知りたい。そのとき秒速何メートルと言ってもなかなか想像できないので誰でも理解できる単位があるといい。

・　颪：風が吹きます
・２颪：時より強い風が吹きます
・３颪：強い風が吹き続けます　※ビル風との融合注意
・４颪：自転車が前に進めないくらいの風が吹きます
・５颪：外出厳禁

「今日の風は３颪です。洗濯物は室内に干しましょう」みたいな。

前橋市議会議員　岡 正己