2021年3月17日
前橋三中同窓会。
午前中に母校、前橋市立第三中学校同窓会の役員会が開かれた。私は書記を務めている。平日の日中ということで、ほとんどの役員が欠席となってしまっていた。また役員改選の時期となり、辞任希望を出している方もいて、誰か新しく役員になってもらう卒業生を探さなくてはならない。しかもその役割は私に託された。
東京にいたときには絶対になかったが、年齢を超えて同窓生ということで繋がれることが地元の特徴のひとつだと思う。「お前どこ中?」というお決まりのセリフが当たり前のように使える。良くも悪くも。時代は違えども、同じ場所に通い、同じ校歌を歌い、皆ここから巣立っていったのだ。その繋がりを感じられることは幸せだと思いたい。
新役員は私と同じ書記で、私(40歳)よりも若い卒業生にしてほしいとの要望が出た。私より後輩で役員ができる人となる。私を信用していただいたので、適当な人に頼むことはできない。何人かの顔が浮かんだが同窓会の役員となると諸先輩方とコミュニケーションが取れる人で、誰にでもできることではない。
写真は前橋市議会棟3階のトイレ。もうすぐ建て替えのため取り壊される。何かを訴える涙のような水漏れ。
議会棟は外から見てわかるように古い。しかし同時に渋い。内装など至る所にその時代を反映していて、よく見るともう二度とお目にかかれないような部分が浮き上がってくる。
古さと伝統。この二つの言葉の印象はまるで違う。伝統は革新の連続とはよく言ったもので変化に対応できないものは滅びてしまう。
前橋三中同窓会は伝統ある組織である。母校発展のためにできることがまだまだあるはずだ。変化を恐れず若い役員を迎え入れることで、まずは役員会から変化していくことができると考えている。
とりあえず会則をコピーして、重要な部分に蛍光マーカーを引き、新しい役員候補者に渡しにいく。
前橋市議会議員 岡 正己