2021年4月17日

第1回市町村議会議員特別セミナー:2日目。

「第1回市町村議会議員特別セミナー」2日目。

これからのスマート農業〜新しい地域農業の創生〜
北海道大学大学院農学研究院 ビークルロボティックス研究所
野口 伸氏
農業におけるソサイティ5.0とは?
データを有効にしようする ビックデータでA I分析してフィジカルに戻すこと。労働力不足が深刻な日本王業を儲かる産業へする事が目的。高齢化していくことで熟練のノウハウが失われ後継者に伝えなければならない事が伝わっていかない。その熟練のノウハウをデータに置き換えることで安くて誰でも使えるものになる。データを分析し、それを慣れていない農家に提供する。
また衛星を活用し、米の品質を推定することで収穫時期を産地レベルでタンパクの量が推定でき、いつ収穫すれば良いかいつでもわかる。水管理:タイマー機能、スマート農機具、田植え機、トラクター、コンバインなどが自動化されている。重要になるのは農業データ連携基盤である。農水省の関係団体がデータを集めている。
・データプラットホームの創設
農業データ連携機能(WAGRI)
日本の農地の54%が水田なのでまずは水田から取り掛かる。スマート化されたことによって生まれた空いた時間で6時産業化に取り組むこともできる=収入増

□農業の自動化 ロボット化
レベル1 オートステアリングシステムによって一人で出来る
レベル2 目視監視 自動走行農機 有人機と無人機を使う
レベル3 遠隔監視 監視室で複数のロボットが動いているのを確認する。実現されているが商品化はまだ。監視と操作、低遅延な無線伝送のために5Gを使用する。ローカル5G(地域で使える高速ネットワーク)でなければならない。出来るところなどは10台20台を同時に動かす事が可能になる。オペレーターの視点での危険感知のほかにアラートでも危険感知して静止する。 高額なロボット農機の有効な使い方はシェアリングである。作業受託サービス、草刈りロボット、ドローンを使って防除、生育状況も見ることができる。追従型で友人の農機具の後ろから無人機が追従してくることで2倍の効率に。

・スマートフードチェーン
生産から消費まで。これは9兆円規模の事業が100兆円になることを意味している。消費者の嗜好に基づいたものをきちんと出していくことが重要である。現在は生産の部分と加工流通が分断されている。生産部分と加工流通がつながることで需要予測や出荷予測(いつ出荷してどのくらいの)が可能となり、共同物流によって積載が上がる(効率化)。

W A G U R Iによって山地連携し国内外の市場をデータで分析することで
定時・定量・定品質(リレー出荷の高度化)、国内外の市場動向の把握 (販路の確保)が期待される。また輸送中鮮度、品質管理を徹底される。

果樹園ではトヨタプリウスのリユース(モーターバッテリー)したEV農業ロボットPJも進んでいる。無人機は法規制がある。道路交通法は無人で道路を走ることが許されていないが一般の人が通らない部分はO Kになってきている。問題として3D地図を作る事が必要、10年に一回は地図のメンテナンスが必要になる。

まとめ:スマート農業とは時間と空間をつなぐ

次の講義
「令和の戦国武将・今 女将が地域と共に立ち上がる」
島根県 さぎの温泉郷「竹葉」小幡 美香氏
どじょうすくい女将としてしまね観光P R大使や山陰いいもの探県隊などPRのプロ。日本酒発祥の地として唎酒師(ききざけ)の資格も取っている。ポイントは以下の4っつ。
・女将のコロナ禍 打開策
・メディア戦略
・いかした歴史を活かす(生きている日本遺産・安来節)
・旅館の経営戦略

SNSと既存のメディアへのプレスなどやれることは全部やる。機会があれば進んでPRしていく。他と類似しない個性は何か?(オンリーワン)を伝え続け(個を磨くこと)縁をくっつけていく。

前橋市議会議員 岡 正己

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