2021年4月23日

キャッシュレスポイント、競輪の進化、豚熱。

4月市民経済常任委員会。前橋市文化振興基本方針の策定、前橋市地球温暖化防止実行計画の策定、前橋市一般廃棄物処理基本計画中間見直し、前橋市災害廃棄物処理計画の策定など13件の報告があった。様々な計画の策定や見直し、昨年度事業の実施結果などの報告もあって件数が多くなっていた。

ピックアップするのは以下の3つ
・前橋市キャッシュレスポイント還元事業の実施
・前橋競輪場特別観覧席の移設について
・本市で発生した豚熱(CSF)の防疫措置について

【前橋市キャッシュレスポイント還元事業の実施】
Pay Payとd払いで7月1日(木)〜14日(水)の期間に市内店舗(決算事業者に加盟する市内店舗のうち前橋市と決済事業者が指定する店舗)で20%のポイントが還元される事業。ポイント付与額の上限は2,000円。ポイント付与総額の合計は5,000万円。

【前橋競輪場特別観覧席の移設について】
前橋競輪場のバック側5階「ゴンドラ席」及び「ロイヤル席」に設置された特別観覧席をメイン側6階に移設し、名称を「ドームラウンジ」に変更する。お客様の快適空間を演出するためのリニューアルを実施し、ファンサービスの充実を図るとともに入場料の改正を行う。シングルシート1人2,000円、プレミアムルーム1部屋(最大15人)50,000円と席や区画によって様々。5月20日の開設71周年記念「三山王冠争奪戦」から運用を開始する。
リニューアル改装工事費用については、日本トーター株式会社への支払委託料に含まれるので前橋市の新たな費用負担は発生しない。

【本市で発生した豚熱(CSF)の防疫措置について】
4月1日(木)に当該農場より県へ通報が入り、県が病性鑑定を実施した。翌日2日は県による遺伝子検査によって陽性の疑いとなる。17時に国の検査期間の確定検査で豚熱患畜確定。21時30分防疫措置(殺処分)を開始。8日に10,207頭の殺処分を終了し16日に防疫措置完了となった。

豚熱再発防止のため、緊急対策を実施することとなった(予算額1億円)
1、野生イノシシ対策の強化
豚熱の主な感染源である野生イノシシの個体数削減に取り組む。箱罠・くくり罠等の増設を行うとともに、捕獲奨励金の上乗せを行う。
狩猟期の捕獲(前橋市の単独)1万円(昨年度5,000円)
箱罠・くくり罠頭による有害捕獲(国件補助含む)2万円(昨年度1万4,000円)

2、防護策柵等の修繕・防鳥ネット等の新設(補助率2/3 上限100万円)
群馬県が実施する養豚場の緊急点検等によって、防護策等の修繕が必要になた場合や、堆肥舎等にカラス等が侵入することを防止するため、防鳥ネット設置や各種消毒設備の設置支援をおこなう。

3、消毒資材等の配布や購入支援等
①消石灰、ロンテクト等の消毒資材を年4回無償配布
②飼養衛生管理区内の防疫体制を強化するための動力噴霧器の増設を支援
③イノシシ、ネズミ等の養豚場への接近や侵入を防止するためのネズミ駆除剤、イノシシ忌避剤等の購入支援 ※②③は上限40万円
④公共施設や市内消毒ポイントの防疫強化

前橋市議会議員 岡 正己

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