2021年4月26日

なんでもかんでも。

災害一歩手前のような風により巻き上げられた砂が大量に目に入る。

休日は敷島公園の近くにあるフリッツアートセンターでひっそりと行われたフリーマッケットに出店した。久しぶりに会う友人たちとの何気ない会話は日常なのだけれどコロナ禍もあってか何か特別に感じた。断捨離の一環で出店していることもあったが気になるものが沢山あって逆に物が増えてしまった。フリマの出店は売るためというよりも他の出店者とのコミュニケーションが目的だったりもする。

その昔、私が高校生くらいの時はまちなかでもフリーマーケットが行われていたと記憶している。立川町大通りに何店舗も出店していてみて回るのが楽しかった。学生はお金がないので安く色々なものが買えるフリマは重要なイベントのひとつだったのだと思う。今はメルカリなどのアプリによってフリマの機能は効率化されてとても便利になった。しかしイベントとしての楽しさや空気感はそこにはない。誰かと触れ合うことが特別な今だからこそ意味のあるものもある。なんでもかんでも便利になればいいというものでもないのだ。

前橋市はスーパーシティに申請している。市民からは様々な声が聞こえてくる。説明を求められることも多く、申請内容についてお話しすると「そんなに便利にならなくても・・・」という答えもよくある。なんでもかんでも便利になればいいというわけでもないのも理解できる。スーパーシティの国家戦略特区になるためには住民合意が不可欠である。このなんでもかんでもの中身をしっかりと理解してもらわないといけない。なかなか大変な作業になりそうである。

前橋市議会議員 岡 正己

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