2021年7月4日

煉瓦倉庫。

第2回安田煉瓦市。「この日のための」と言うくらいいい天候に恵まれた。午後は光もさしてきて汗ばむ陽気。倉庫内は色んな意味でも暑くなっていた。
 
全17店舗の出店でスペースはギリギリだったが人の密度的にはちょうどいい感じ。前回は11時〜16時という時間帯だったが今回は10時〜15時に設定した。絶えず人が来続けているという印象で、受付にて検温と消毒とくじ引きを担当していた私はゆっくり座る暇もなく忙しく動いていた。

倉庫2階はTiny library という小さな本屋さん。なんとなく秘密の場所という雰囲気を醸し出していて来場者を楽しませていた。

途中、まちなか元気21で行われているまちづくりセミナーに参加。まちづくり基本編として東京大学大学院工学系研究科 都市工学専攻 都市計画研究室 准教授 村山顕人氏による「エコディストリクトって何だろう?」。

会場は満員御礼で席が距離を取って配置されていることもあって私の座った位置からはプロジェクターの画面がからり遠かった。プレゼンのパワポが細かいものもあるので文字が確認できない場面もあった。

そもそもエコディストリクトってなんなのか。詳しくはこちら。説明では、「環境」というグローバルな課題に「地区スケールの都市再生」というローカルな取り組みを通じて応答していくということ。
・持続可能な都市を構成する「エコな」地区をつくる
・建物・インフラストラクチュアのプロジェクト(ハード)と地域・個人 のアクション(ソフト)を統合し、地区の持続性を高める
・「地区」は持続性を加速させるのに適正な規模
・素早くイノベーションを起こすのに十分な小ささ
・意味のある影響をもたらす十分な大きさ

エコディストリクトという横文字が苦手な人に翻訳すると地産地創と言い換えることもできるのではないか。プレゼンの中で印象的だったのは計画を実験的(エクスペリメンツ)に進めていくということ。少々の失敗は許して、その経験に基づいて進めていく。取り返しのつかない失敗以外は糧になるということだ。

従来の都市計画はあまりにも硬直的で、それによって対応できなくなることもある。コロナ禍のように予測不可能な事態も起きてくる。その時、アジャイルが重要なキーワードになっていく。

□本日のめぶき 「0g0」
安田煉瓦市に出店していた植物屋の「0g0lab(ゼログラムゼロラボ)」。なんで「0g0」(ゼログラムゼロ)なのかというと前橋市大胡町(おおご、ogo)にあるから。そうか、大胡は「0g0」だったのか。

前橋市議会議員 岡 正己

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