2021年7月11日

プレゼン大会。

公益社団法人前橋青年会議所主催【超実践型講座】のプレゼン大会へ。80名の応募者の中から16名が選ばれて最終プレゼンとなった。私もその16名の中に選んでいただき3分間のプレゼンに想いを込めた。16名の熱のこもったプレゼンの中で最優秀賞に選ばれたのは

竹内躍人さんの「ルルルなLOOP」クラフトビールのグラウラー循環プロジェクトだった。クラフトビールを持ち帰るためのグラウラーを無料で配布するというも。

私のプレゼンは。。。というと箸にも棒にも引っかからないといった感じだったようで。とほほ。。。である。

パワーポイント23枚のページネーションやイラストなどを駆使して仕上げたがあまり伝わらなかったようだ。今回プレゼンするにあたって新しい発見もありとても良い機会になった。

M E D I A I C E

メディアイス 「地域課題をアイスで解決」
今回私は食品廃棄、フードロスについて取り上げた。もはや説明不要のこの廃棄問題には生産現場から各家庭まで様々なフェーズがある。その中でも今回は生産でのロス、規格外廃棄について考えた。事件は現場で起きている。

現場の声を聞きに前橋市田口町で野菜の露地栽培を行っている良農園さんに伺った。そこには大切に育てた農作物でも廃棄となってしまう現実があった。また前橋市嶺町で有機栽培でブルーベリーなどを生産しているはなぶさ農園さんにも伺った。はなぶさ農園さんは自社でカフェ営業や加工品などを作っているためほとんどロスが出ないということだった。

そこで、廃棄となってしまう農作物を安く仕入れて加工品を作くろうとなりそうになったが、
廃棄を安く仕入れるのでは生産者は報われない。A品だろうがB品だろうがどちらも同じ愛情をかけたものには変わりはないのである。では、何が問題なのか。多少の規格外品でも味や栄養素は変わらない。

なぜ規格外になってしまうのか。それは見栄えに高い品質基準があるからである。この高い品質基準を求めているのは我々消費者である。我々の消費意識が廃棄を生んでいるのだ。見栄えを気にするばかりであじで判断できていないのではないか。あじで判断できなくなればフードロスどころか、風土ロスになってしまうのではないか。

そこで、変えるべきなのは我々の消費意識であるということにたどり着いた。では、消費意識を変えるにはどうすれば良いのか。私からの提案は、メディア✖️アイスでメディアイス!キャッチコピーは「誰かアイスことなんて本当はとても簡単だ」である。

メディアイスとは地域で生産された農作物で1ヶ月に一種類、旬のものを使用したアイスである。何が入っているかは謎、食べてから考えてもらう。ネーミング含めてアイスを通じて問題提起を行い、ポッドキャストからをその味にたどり着いた物語を聞くことができる。

なぜアイスなのか。廃棄になるということは裏を返せば旬の農作物であるということだ。賞味期限という概念がないアイスにすることで旬を閉じ込めることができる。また、なぜメディアなのか。前橋市は生産地である。しかし今、何が作られているかを知っている市民は多くはない。その土地を知ることはアイデンティティの醸成にも繋がると考える。

何が使われているか考えながら食べることで旬の農作物を知り、食べ終わった後の棒には、10%〜30%までの数字が書かれていて、その棒をこの地域で活動するN P Oなどの名前が書かれた投票箱に入れると、書かれたパーセンテージの分、売り上げから寄付される仕組み。地域で活動する様々な団体を知ることにもなり、その寄付によってさらに活動が活発になっていく。アイスを食べれば食べるほど地域が元気になっていく。

重要なことは、気持ちの良い消費を促す、素材の透明性、美味しい、地域貢献になるということ。メディアイスは地産地消から地産地創へと我々を導く。これは頭で食べるアイス、そしてメディアだ

□本日のめぶき 「ポートフォリオ」
ポートフォリオの語源は札入れの意味のイタリア語。

前橋市議会議員 岡 正己

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