2021年7月12日
雨宿り。
事務所4階はいい感じに光が回る。特に午前中。
休日の早起きは何かと充実する。特に整理整頓。
この時期は、陽が高くなってくると暑すぎるということもあるので涼しいうちに色々やってしまいたい。天気も持ちそうなのでそのまま自転車のお手入れにも取り掛かる。いつの間にか夏を思わせる太陽に照らされて気がつけば玉のような汗を流していた。
かと思ったら、風が吹いてきて空があれよあれよと真っ暗になりいきなりの雨。事務所の窓を開けっ放しにしてしまったかもと不安になり事務所に向かう。結果、窓はしっかり閉まっていたが、雨はさらに強くなり今度は移動できなくなってしまった。
雨宿り。雨は人の足を止める。その時は不便を楽しむ。最短距離がいいとされている現代には余白が必要だ。雨のせいの足止めはさまざまな豊かさをくれる。お気に入りのステッカーをどこに貼ろうか考えたり、普段掃除しないところを掃除したり、いわゆるゆとりが出る。何もやらずにその場を動くなと言われると勝手に色々考えが出てくるから面白い。雨によって色々なものが宿る。
□本日のめぶき 「雑」
雑とは、色々なものが入り混じっている、混じり気がある、統一感なくまとまっているなどの意味である。雑貨、雑誌、雑味、雑務、雑費、雑踏、雑魚。かなりネガティブな要素を含んでいる字だが、雑貨と雑誌だけはその中にもポジティブなものを感じる。さまざまなものが混じっている良さもある気がする。
前橋市議会議員 岡 正己