2018年2月21日

シネマまえばしシネマハウスに。

市民経済常任委員会での報告。

中心市街地活性化が叫ばれてもう何年か。
何度も言っているが賑わいの減少は底を打ったという印象だ。
どんどん良くなっているように感じる。

ほぼ毎日、中心市街地に行くのでこの肌感覚は本物だと思う。
まちなかと呼ばれる中心市街地についての報告が2件あった。

一つ目は、まちなかに映画館が復活するということ。
「シネマまえばし」という名前を「前橋シネマハウス」という名称に変更し開業する。
名称変更に関しては現状の「シネマまえばし」だとインターネット検索などで
近くのショッピングモール内の映画館がヒットしてしまうためということだ。

事業は、一般財団法人 前橋市まちづくり公社に委託する。
様々な団体で構成される企画委員会からプログラムの提案を受けながら
お隣の高崎市の「シネマテークたかさき」から企画や技術提案を受けるという形だ。

平成30年3月17日(土)からなのでもうすぐである。
専用ホームページも2月21日に公開予定ということだ。

この映画館は館内に画家の荒井良二さんの作品がありとても可愛らしい全国に誇れるものだと思う。
どのように運営して行くか、なかなか方向が定まっていなかっただけに今回は一歩前進した感じがする。

ここは、もともと西武デパートのウォーク館という建物で「テアトル西友」という映画館であった。
私は小学校の頃「ターミネーター2」を観に行って満席で立って見たことを覚えている。

その後、私がコミュニティラジオ局に勤めていた時に所属の事業部の事務所として奥の事務室を
使用させていただいていたのでなかなか思いが詰まっている場所だ。

新作、一定の期間が経過したメジャー作品、名画、アニメ、教育作品など映画の多様性を確保したラインナップになるという。
とにかく人が入り込む流れは歓迎したい。

二つ目は、まちなかの広場の売却について。
まちなかにあった市所有の空き地2箇所を売却した。
ボルダリング施設とカフェを併設した建物(もてなし広場)と、賃貸マンション(Qの広場)になるという。

どちらの場所も、1者づつしかプロポーザルに参加しないという寂しさと
審査結果の得点が70%近辺と審査員も満場一致で大歓迎ではないのかもしれない。

とにかく、現状ただの空き地となっているのでそこに施設ができて人が行き交うということで
こちらも一歩前進という感じだ。

ボルダリング施設は平成31年3月に竣工。賃貸マンションは平成30年8月竣工。

新しい施設ができる時にも前橋のヴィジョンもしっかりと共有されていかないと街全体としての魅力には繋がらないと思う。マンションもその場所ではなく建物に魅力があるとめぶくのではないか。

この件に関しては地元紙の上毛新聞のニュースページ、こちらをどうぞ。
街全体としての変化がわかると思います。

前橋市議会 議員 岡 正己

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