2021年7月14日
急変。
先日の雷雨。
新聞によると群馬県内でガストフロントやダウンバーストが起きていたとのことだった。この影響で群馬大学では数メートルの巨木が倒れて職員の車7台が下敷きになった。怪我人はいないとのことだった。急変する天候との付き合い方もお知らせしていかないといけない。
東京オリンピック、パラリンピックが煮詰まってきた。期間は1年間あった。中止にする選択肢はあったのか。無いのだとすれば、確実に開催するためにやらなければいけないことはなんだったのか。そもそもオリンピックってなんなのか。なんのために始まって東京はなぜ手を挙げたのか。そこにはしっかりとした理由があったはずだ。
多様な考え方があって然り。そもそものオリンピック開催派と中止派、開催するとして有観客派と無観客派、ワクチン打つ派と打たない派。そのどれをとってもリスクは0にはならない。皆が目指す最善がまとまらない以上、この多様な状況を認めるしかないが、政府としてはひとつの方向性をしっかりと示す責任がある。
平等と公正は違う。有事の対応は特にである。優先順位や重点的にやらなければならないことを履き違えると大変なことになってしまう。いつ、どこに、誰に対応するべきなのか。戦略を持って東京に様々な対応を集中させていくことが必要だったのだと今になって気がついた。
□本日のめぶき「コンプレックス」
日本では劣等感のことを意味することが多いが、本当は複雑に絡み合う感情のこと。衝動や欲求や記憶などの様々な心理的要素が無意識に複雑に絡みあって形成される。コンプレックスによる反動が原動力になることもある。何もないところからは何も生まれない。そこに劣等感があればその劣等感を踏み台にして高く飛ぶこともできる。コンプレックスはきっかけである。
我々地方都市には感じ方はそれぞれであると思うが様々なコンプレックスがある。つまり様々なきっかけがあるということだ。
前橋市議会議員 岡 正己