2021年7月15日
かく。
文化芸術振興自治体議員連盟(通称:アーツ議連)の打ち合わせをZOOMで行うタイミングが控室の掃除時間と重なってしまい、BGMが掃除機音の打ち合わせとなった。画面の先ではお子さんがジュースをもらいにきたり、水着で登場したりと少し前ならかなり違和感があったかもしれないがそんな光景ももはや当たり前である。7月29日(金)に誰でも参加できる「コロナ禍とこれからの文化芸術振興」をテーマにしたセミナーの開催が決定したのでまた追ってお知らせしたい。
第2回アーツ前橋あり方検討委員会が令和3年7月31日(土)14時から前橋市役所11階北会議室で公開で開かれる。傍聴の定員は10名。前回の委員会では、作品収蔵状況を伺えるビジュアル資料の提供や、紛失作品の詳細情報などを求める声が上がり、2回以降の開催時にまとめた資料を配布する方向性が示されたとのことである。
第3回を8月に実施し、情報共有をもとに課題意見の交換を行う。4回目となる9月の委員会では報告書を取りまとめ、9月末から10月中を目安に公開する予定。
夜は久しぶりにパフォーマンスを観に行った。会場は前橋市芸術文化れんが蔵。入場料を徴収しない場合は1日1,620円で借りることができる。
パンツの後ろポケットには夥しいほどのボールペン。これは「ギター・ドローイング・ドローン」という村田峰紀とBonitaのコラボレーション企画。村田がギターにドローイングパフォーマンスしてBonikaがその場でかく音などを拡張、変換して音楽にするという試み。
ギターを掻き(書き)鳴らしていた。
かき鳴らされたギター。下には激しいドローイングにより破壊されたボールペンが転がる。
□本日のめぶき 「かく」
かく。斯く、書く、描く、掻く、欠く、覚。村田峰紀のメッセージが刺さる。
前橋市議会議員 岡 正己