2021年9月24日
新しい図書館。
前橋市立図書館主催の「未来の図書館をつくるワークショップ」に参加した。図書館本館は、現在(市役所横)の場所からまちなか再開発に伴い新築移転する計画がある。
会場は市立図書館地下講堂。講師は前橋工科大学建築学科の石黒准教授と、いきもの建築舎の藤野代表が務めた。
参加者が4グループに分かれてそれぞれ図書館内を見学し様々な問題点を見つける。
視聴覚室のピクトグラムがなんだかカッコいい。しっかりとその建物と向き合うことで色々なところが見えてくる。よくよく見るとなかなか面白い建物だが、図書館としての欠陥もだいぶ見えてくる。同時に「理想の図書館とは?」という問いをみんなで考えていくプロセスはとても刺激になった。皆それぞれの意見がある。
現在の図書館の模型を大胆に4分割して各班ごとにどういう建物であればもっと居心地が良く、人と人とが関われるののかを考えながら実際に模型をどんどん変形させていく。
各班にはそれぞれ工科大学の学生の担当がつくので学生に無理を言いながら独創的な図書館に形を変えていった。
我々の班はとにかく外階段から屋上へ、中庭から螺旋階段で屋上へと様々なところへ流動的に動けるようにした。また屋上を芝生にし、中央には本の小屋があり24時間誰でも借りて返せる。芝生で寝ることもできる。市役所に隣接しているので市役所にも行けるようにしてしまおう。とかなり自由な発想でとても楽しかった。
最終的にそれぞれの班がいじったものを合体させて一つにするというとても面白いワークショップだった。
□本日のめぶき 「タンポポマット」
広瀬川SHOW展、ワンダーフォーゲルさんの展示。
前橋市議会議員 岡 正己