2018年3月12日
3月11日。
3.11から7年経った。
当時は前橋のコミュニティラジオ局で働いていた。
災害時にラジオができることは非常に多い。
開局して間もなかった我々は計画停電の情報などでその存在を示すことができた。
情報収集がうまくできなければ発信はできない。
多くのリスナーから情報をいただいて、有益だと思われるものをチョイスして放送していた。
ほぼ24時間体制で動いていたためリスナーの皆さんから差し入れをいただくこともあった。
多くのデジタル機器が進化しているがコンセントに差し込まなければ動かないものもまだ多い。
必要最小限を知っていくことも必要なことである。ラジオにできることは確かにあった。
あの日から色々変わった。
あの日を経験している世代と、していない世代では大きな違いがあると思う。
テレビで見た津波の光景、福島第一原子力発電所の爆発。
あそこまでの価値の転換をさせられることはあまりないと思う。
色々わかったことも多かった。
フェイスブックの機能で何年か前の投稿がリマインドされることがある。
この日が近づくと復興イベントや防災イベントなど色々な企画をしていたことが思い出される。
昨日は、家族で過ごせた。この当たり前も7年前にはなかった。
当たり前の日常に感謝する1日となった。
前橋市議会 議員 岡 正己