2021年12月10日

総括質問3日目、赤利根岡登壇。


令和3年第4回定例会総括質問3日目。私は3番目23分間の質問に立った。要約、また入り切らなかった気持ちなどを追記した内容を記載しておく。

□前文
かつてないほど変化の激しい今。普通、当たり前、常識、という言葉ほど我々の足を引っ張っているものはない。普通であればいいのか、当たり前だからいいのか、常識は本当に正解なのか。

平成30年度からの10年計画として策定された前橋市の最上位計画、第七次前橋市総合計画の将来都市像は「新しい価値の創造都市・前橋」。そのために全ての政策があり我々市民を導いているのだ。新しい価値を創造するためには何をするべきなのか。答えは私たちの周りにある普通、当たり前、常識を疑うことである。そうしなければ新しい価値は生まれてはこない。
2009年3月にアメリカで誕生した配車サービス「Uber」の創業者はタクシーが捕まえられなかった寒い夜に目の前に駐車されていた高級車をみて、このただ停まっている時間が勿体無い、この時間で人を乗せることができるのではないかと新しい価値を見出したと言われている。めぶいた瞬間である。
この話を前橋市に重ねたときにいくつもの新しい価値が見出せそうだと感じた。

1 新しい価値の創造について
(1)公共空間利活用
岡:今定例会の総括質問でも、他の議員から前橋総合運動公園での可能性やスケートボード施設についての質問があった。

スケートボードは、本市内にも有力選手をはじめ一定の愛好者がいるものと認識している。そういった人たちの練習場所の確保については、騒音や苦情の問題があってなかなか困難な状況にあるのは承知している。そのような中で、附近に住宅が少ない市役所の駐車場を市役所閉庁日に曜日や時間、場所などを区切って利用してもらうことは駐車場にスケートボードの練習場という新しい価値が創造できると考えられるが当局の見解を伺う。

(答弁者 財務部長)
スケートボードの練習では騒音の問題などが発生することが多く、近隣住民とのトラブルを回避するためにも郊外あるいは住宅地ではない場所で、専用の練習場を確保することが最良だとは思う。その上で、提案の市役所の駐車場を活用したスケートボード練習場の確保については、現状では、閉庁日である土日であっても、パスポートやマイナンバーカードの交付事務、納税相談や戸籍等の届出などで来庁する市民のための駐車場として利用している。また、るなぱあく利用者のための臨時駐車場としても活用している。さらに、市役所周辺には、マンションや民家もあり、騒音等のことを勘案すると最良とは言えない状況にある。したがって、市役所駐車場をスケートボード練習場として活用することは難しいと認識している。

岡:スケートボードに最良の場所はまちなかでは見当たらないので様々な検討が必要になっていると感じる。全国様々な自治体が市民要望などに応えるように駐車場等の公共空間をまちで行き場のないスケーターたちに開放している。熊本市のアクアドームの駐車場、南城市の南城市公共駐車場F区画、大阪府茨木市の市役所前広場「IBALAB(イバラボ)」広場等、各自治体の判断でスケーターたちの居場所を確保している。もはやまちにとってスケートボードのできる場所というのは必要なものになってきている。

私も運営として関わったが、2017年10月18日からの69日間、まちなかの中央イベント広場に無料でスケートボードができる場所を設置するという企画があった。結果はのべ778人が参加した。この778人はわざわざスケートボードをやりにきた人たちである。つまり使われてない公共空間などでも人々を呼び込むことができるのである。

前橋市にはパブリックでスケートボードができる場所がない。民間のパークもあるが中学生などが毎回使用料を支払えるものでもない。健全なものであるスケートボードに対してのイメージを変えていくには様々な場所を徐々に開いていく社会実験のようなもので地域住民の理解を進めていくことが有効だと感じる。

今定例会の総括質問では、スケートボードができる公園となると建設部長、スケートボード施設となると文化スポーツ観光部長、公共空間でスケートボードができないかとなると財務部長がそれぞれ答弁している。

この状況から見ても市長の強いリーダーシップでまちをスケーターに切り開くしかないと思っている。市内中学生が自転車でアクセスできる場所となるとある程度中心部しかない。まちなか近辺でスケートボードができる場所を要望する。

2 中心市街地について
(1)市営駐車場
①立体駐車場設置の意義
岡:この車社会の前橋市において駐車場は必要である。ドアトゥドアが理想の市民にとっては一歩でも1秒でも近く停めたいという気持ちはわかる。しかしそれは本当にまちの中心部に必要なものなのだろうか。

本市の中心市街地は、かつてシャッター街と言われた時期もあったが、ここ10年ほどを振り返ると、老朽化した店舗などは適宜解体されるものの、その跡には新しい建物ができることよりも、民間の平地の駐車場がオープンすることが多く、今や駐車場だらけの街と感じるほどである。歌手の森山直太朗さんの歌で「どこもかしこも駐車場」という歌があるが、まるで前橋の歌のように感じてしまった。こうした状況の中、本市は、中心市街地に「K’BIXパーキング千代田」「市営パーク5番街」「広瀬川サンワパーキング」の3つの立体駐車場を有しているが、ここで改めて設置の意義について伺う。

(答弁者 産業経済部長)
まちなか周辺の3つの立体駐車については、地元からの要望を受け、「K’BIXパーキング千代田」が平成5年、「広瀬川サンワパーキング(=城東町立体駐車場)」が平成6年、「市営パーク5番街」が平成9年にそれぞれ供用開始となっている。これら立体駐車場は、中心市街地の活性化や、周辺道路の渋滞緩和、駐車場不足の解消を図ることを目的としてつくられた、来街者のための駐車場施設である。

②立体駐車場の利用状況
岡:今や駐車場が足りないという声など全く聞かれないし、渋滞も見られない。まちなかの駐車場がすべて満車になる時はお祭りの時くらいだと認識している。

中にはショッピングモールのような無料の平地の駐車場を求める方はいるが、それを沢山の台数確保するというのはまちなかの機能から考えても難しい。では、実際の立体駐車場の利用状況はどうなっているのか。コロナ前10年間の推移と、コロナの影響をもろに受けた令和2年度について、利用台数、駐車料金収入の状況をそれぞれ伺う。

(答弁者 産業経済部長)
立体駐車場の利用状況について、3場まとめての数字となるが、平成20年度においては、年間の利用台数が約58万2千台、駐車料金収入は約2億188万円だったが、10年後の平成30年度では、利用台数は18%減の約47万9千台、駐車料金収入は13%減の約1億7,474万円であった。また、コロナ禍となった令和2年度においては、利用台数が約25万9千台、駐車料金の収入は約8,944万円と、平成30年度と比較して台数は46%、料金は49%の大幅な減少となった。

③駐車場無料化の取り組み
岡:減少傾向が続いてきた中、コロナ禍による来街者の減少により駐車場の利用も大きく減少しているとのことであるが、まちづくり公社が運営する8番街の中央駐車場においては、コロナ禍にあった令和2年5月から9月末まで、まちなかの商店街での商品購入・受取等を行う一時駐車場として、入庫後30分間を無料とする「まちなか買い物支援」の取り組みを行い、5か月間で2万5千台余が利用し、飲食店・小売店支援の一翼を担ったと伺った。本市の立体駐車場も来街者のための駐車場としているならば、今後のにぎわい回復に向けた取り組みとして、例えば飲食後に街をぶらぶらする時間も考えて入庫後2時間を無料にするなど、思い切った施策が必要ではないかと考える。そこで、市営駐車場の2時間無料化について市としての考え方を伺う。

(答弁者 産業経済部長)
立体駐車場の駐車料金については、設置当初1時間300円としていたが、平成16年7月に現在の1時間100円に減額している。

また、テルサや、中央公民館等の元気21の利用者に対しては、すでに駐車料金を無料としている。提案のありました市営駐車場の2時間無料化については、来街者の受益者負担を原則として、駐車料金が施設の維持管理経費の貴重な財源となっていることや、民業圧迫といった観点などもあるが、中心市街地には様々な動きが出ているので変化の状況などをみながら検討していきたい。

岡:様々な状況が変化する中でデータを取ることが重要であると感じている。まちなか駐車場の全体利用者に対して無料利用者の割合、有料利用者の利用時間帯や利用時間などを細かく分析することで、空いている時間を把握し、その時間を無料にすることで人々が滞在する理由になるかもしれない。

先ほども言った通りまちなかには平地の駐車場が目立つ。これは駐車場としての商売が成り立つということを意味しているが、本来まちなかには店舗等の建物があるべきでこれ以上平地の駐車場はいらないと考える。

逆にまちなかの周辺地域に平地の駐車場を誘導したり、市営駐車場がある程度格安で利用できるとなれば現在、平地の駐車場のある場所は建物等が検討されるかもしれない。まちなか周辺の駐車場に車を停めて、まちなかに歩きで入ってくることになればウォーカブルシティとして店舗等をさらに誘致できるかもしれない。

再開発によっていずれ中央駐車場が使えなくなることを考えても、まちなかの市営駐車場に関してさらなる賑わい創出のための施策を要望する。

(2)千代田町中心拠点地区市街地再開発事業
岡:千代田町中心拠点地区市街地再開発事業は、今年3月に基本構想の内容が公表され、都市計画の決定に向かって検討が進められていると思われる。基本構想の中では、スズラン百貨店や市立図書館、住宅などの施設が整備される計画となっているが、その中でも、まちの活性化や今までにないにぎわいの観点を踏まえるとオフィスが重要な施設であると考える。そこで、そのオフィスに進出する企業誘致の状況について伺う。

(答弁者 都市計画部長)
進出する企業誘致の状況については、本事業におけるオフィスの床は保留床として事業費を賄う重要な施設であることから、これまで事業協力者によって県内外における企業への聞き取りや需要調査などに取り組んできた。

進出する企業の決定にあたっては、今後、準備組合が本組合の設立と合わせて行っていく予定となるが、本市としても事業協力者と連携しながら、周辺商店街などと相乗効果が図れる企業の誘致を推進していきたいと考えている。

岡:先日、デロイトトーマツグループが前橋にDX推進の拠点を設置するという発表があった。こうした動きは、魅力あるまちが創られていく中心市街地に興味を持つ企業が増えてくると思う。

そこで、エリアや規模などを限定して進出経費に対する新たな支援策などがあると企業側のメリットが明確になるので、実行的な誘致につながるものと考える。市街地整備課、産業政策課、未来の芽創造課など各課連携して積極的なまちなか企業誘致の促進を要望する。

(3)新しい図書館
千代田町中心拠点地区市街地再開発事業によると図書館本館が移転してくるということである。図書館はその地域の「知の拠点」であり大変重要なもので、再開発の核になるものと考えている。私も「未来の図書館を作るワークショップ」に参加して様々な市民と対話させていただいた。そこで新しい図書館のコンセプトについて教育長に伺う。

(答弁者 教育長)
図書館新本館が移転する中心市街地は、官民協働のまちづくりが進むことで、新たな人の交流が生まれているが、その中に図書館新本館が建つことは、文化教育都市としての前橋の姿勢を示すことにつながる。

その中で、「知の拠点」としての図書館本来の役割を果たすとともに、そこに集う人と人のつながりを生かし、新しい価値を生み出す創造的な利用という役割も果たしていくことが求めらる。

図書館は文化施設でもある。中心市街地周辺には前橋文学館やアーツ前橋、前橋シネマハウス、群馬県立図書館などの文化施設があるが、これらの文化施設との連携によって、図書館が所蔵する文化的な資料の活用も進め、文化の発信拠点として役割を担いながら、地域と共に成長していくことを目指す。現在、図書館新本館基本構想策定プロジェクトチームを組織し、ワークショップを開催するなど市民との対話を行いながら基本構想の策定を進めていて、令和4年3月に基本構想を公表するよう進める。

3 前橋市の教育について
(1)公立学校のDX推進
岡:GIGAスクール構想の開始とともに教育分野においてもデジタル技術による変革に期待が集まっている。本市の教育においても、学校への各種届出の様式の統一化やデジタル化による保護者の利便性の向上、教職員の校務負担の軽減等に向けて、DXの推進が期待されていると感じているが、本市小中学校のDX推進についてどのように考えているのか伺う。

(答弁者 教育次長)
本市の小中学校におけるDX推進については、本市が目指す「多様な人と協働しながら、主体的・創造的に活動する子供」の育成に向けた授業改善と、教職員と子供が触れ合う時間や家庭との細やかな連携を生み出すための校務の効率化を図る上でも大変重要であると考えている。

本市における具体的取組としては、今年度策定した「前橋市学校教育情報化推進計画」に基づいて、例えばGoogleのサービスを利用した各種届出の様式の統一化やデジタル化を進めたり、児童生徒へのチラシなどの配付物を紙からデータに変更したりするなど、子供たちの学習面に留まらず、学校内のDX推進を図っているところである。

今後はこうしたノウハウを全ての学校に広げるなどして、教職員の校務負担の軽減と、保護者の利便性の向上につなげて参りたいと考えている。

岡コメント:現在、学校教育課のホームページに各学校の基本情報がまとめられ、各学校独自の活動などは各学校がそれぞれ作ったページまとめられているので、保護者にとっては入口が2つになってしまっている。

統一のフォーマットが学校教育課のホームページにあれば見つけやすくなる。使う方が使いやすく、見る方が見やすくなければならない。常に改善を意識して取り組んでいただきたい。

(2)学校行事
①今年度の修学旅行の様子
岡:小中学校の学校行事について伺う。新型コロナウイルスの影響で、各学校における学校行事は学校ごとに実施の方法が違っていたと聞いている。保護者同士のネットワークもあり各学校の違いが話題になることも多く、我が子の通う学校と他の学校を比べて羨む保護者も少なくない。その中で、今年度の修学旅行の実施状況について伺う。

(答弁者 指導担当次長)
今年度の修学旅行の実施状況については、市教育委員会ではコロナ禍においても児童生徒の安全を第一とした上で、貴重な経験となる修学旅行が実施できるよう、市校長会や市P連などと協議を重ね、県の警戒度に応じて、日帰りまたは県内1泊2日の日程で計画するよう学校に依頼した。

それに応じて、中学校では北陸方面や栃木方面などの日帰りの日程で実施し、小学校では草津方面や北軽井沢方面などの県内1泊2日や日光などの日帰りの日程で実施した。様々な制約はあったが、児童生徒が自ら考え、活動することをとおして得た体験を、先生方や友達と共有できたことで、思い出に残る修学旅行が実施されたと聞いている。

②今後の修学旅行の考え方
岡:次に来年度以降の修学旅行の実施について教育委員会の考え方を伺う。
(答弁者 指導担当次長)
今後の修学旅行の実施についての市教育委員会の考え方については、コロナ禍においては、市教育委員会が全市一斉の対応を依頼したが、本来、修学旅行は、学校行事として各学校が学習指導要領で求められる教育的な価値や意義に基づいて計画するものであり、市教育委員会はその実施を承認するものである。

今後も引き続き児童生徒や引率の教職員の安全確保を第一としながら、児童生徒が学校教育をとおして積み重ねてきた学びを系統的に捉えた修学旅行が各学校において計画され、実施されるよう支援してまいりたいと考えている。

岡:感染状況などによっては計画当初の予定が変更になる可能性もあるかもしれない。その時に臨機応変な対応ができるよう例えばPTAなどの協力も得ながら生徒児童に一生に一度しかない貴重な体験をさせてあげられるように、教育委員会としても各学校に対して情報共有を欠かさないでいただきたいと思う。

(3)市立前橋高校
岡:市立前橋高校ではこれまでも、探究学習をはじめ特色ある学校づくりが進められてきたが、まだまだ創意工夫の余地はあるのではないかと考えている。校内でも、学校の教育を更に魅力化していくことについて検討を進めていると聞いている。

そこで、県内高校の中でも「市立前橋に行きたい、行かせたい」と思わせるような魅力、特色、特徴のある学校づくりが必要と考えるので、市立前橋高校における一層の特色ある学校づくりの取り組みについて伺う。

(答弁者 指導担当次長)
市立前橋高校における一層の特色ある学校づくりの取り組みについては、まず、自ら課題を解決する主体的な学びに基づく、思考力、判断力、表現力の育成等を図るため、探究学習の推進を図っている。この探究学習の取り組みの一例としては、前橋市の課題について議論を重ね、高校生目線の前橋市活性化策を作成し、その活性化策を模擬市長選挙や模擬議会において提案している。

また、昨年度から校内に将来構想委員会を設置して、高校の魅力を高めていくための検討を進めている。このなかで群馬県第2期高校教育改革推進計画への対応、目指す学校像や生徒像の共有、教育の特色化・魅力化など新しい時代の市立前橋高校の在り方についてについて検討している。

今後も前橋市立唯一の高等学校としての強みを最大限に発揮し、魅力ある学校を目指して取り組んでいきたいと考えている。

岡:県との調整になると思いうが、例えば人数を削減するなどある意味大胆な改革も必要になるかもしれない。また、工科大学や他大学との連携、企業との連携など様々なことを視野に入れ、市立前橋の独自性を出して選ばれる学校になることを期待している。

4 文化芸術振興について
(1)アーツ前橋
岡:作品紛失を受けて「アーツ前橋あり方検討委員会」全5回の会議が終了し、今後市長に対し委員会から提言書が提出されると聞いている。今年度のアーツ前橋の予算は、作品収蔵や展覧会事業がほとんど削減となった。来年度も今年度と同じような状況が続くのは前橋の文化振興にとって大変厳しいと考える。

また再来年には開館10周年となる。そう考えると来年は開館10周年の準備の年になります。この10年、もしアーツ前橋がなかったら様々な民間の動きも連動してはいないはずである。そう考えると来年もまた重要な1年になる。そこで、「あり方検討委員会」からの提言がなされることで、問題の収束と今年度よりも事業拡大が可能なのか、状況を伺う。

 (文化スポーツ観光部長)
提言書提出後の事業展開は、新型コロナウイルス感染症の影響が今後の見通せない中、人々の往来や財源の面で新年度も厳しい状況が見込まれると思う。また、アーツ前橋においては、財政面はもとより、「あり方検討委員会」の会議でも意見交換された「経験豊かな人材確保・人材育成」という観点でも、一定期間の時間が必要であると考えている。

こうした中、アーツ前橋の周辺では、白井屋ホテルオープンによる人の流れの変化や、前橋文学館など周辺の文化施設との連携などで、まちなか回遊の面でも、アーツ前橋が果たす役割は大きいと認識している。

「あり方検討委員会」でも、事業過多であった反省を踏まえ、財源や人材に見合った事業展開を図るといった意見交換がなされたが、まちなかの変化に対応し、これまで以上に地域との連携を図りながら、着実に事業を進めてまいりたいと考えている。

岡コメント:展覧会の費用がなく、収蔵作品の予算もなく、ただ館の運営と収蔵品展をやるだけでは中心市街地にある前橋のアートの中心地としての価値を活かせていない。

また有料来館者数は決して無視できるものではないが、公立の美術館には来館者数だけでは計れない価値がある。儲かるのであれば民間がやればいいのである。

美術館にはその地域の特徴を伝えていくという重要な機能がある。大変厳しい状況であることは理解しているが、せめて今年よりは事業が拡大できるように前向きに進めていただきたいと思っている。

□本日のめぶき 「新しい朝」

早朝の濃い霧もすっかり晴れた朝。徒歩通勤で色々ととのう。

前橋市議会議員 岡 正己

過去の活動報告

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あかとねの日々の活動レポート

2024年5月15日

岡 正己 議員

馬鹿。

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