2022年4月2日
住み続けられるところ。
アーツ議連のセミナーに合わせて東京の予定を入れ込む。4月3日告示、10日投開票の東京都多摩市長選挙にお世話になった方が立候補するということでお手伝いに。
東京は桜が満開を過ぎた感じで散り出していた。これもまた乙。多摩市には全く馴染みがないが、学生時代に府中市に住んでいたのでなんとなくの位置関係は知っていた。知らないまちを歩くだけで新しい発見が幾つもある。多摩市はとにかく坂が多い。前橋は関東平野の終着地点なので赤城山に向かっていくと徐々に勾配が出てくるのが特徴。
多摩市の1番の特徴は丘を切り開いて作ったニュータウンということだろう。完全なベットタウンなのでホテルなどの観光要素がほとんどゼロで駅の周辺にはチェーン店系のお店が集まっている。
京王永山駅、聖蹟桜ヶ丘駅、京王多摩センター駅などは、駅周辺に人が集まっているが特にカルチャーを感じない印象であった。自分が住んでいた府中市には競馬場があり、大國魂神社がありカルチャーを感じれた。前橋と向き合い続けているからこそ他の都市から教えてもらうことも多い。前橋はカルチャーを感じるまちである。
どこの街でも少子高齢化など共通の課題はある。市長選挙ということは市行政にまつわる部分が重要になってくる。市民の関心はどこにあるのか。事前に資料を取り寄せて目を通すと色々なことが見えてきた。多摩市は完全に「住むところ」である。
ということは「住む」というところに完全に特化した政策が求められている。「住み続けられる」という感じだろうか。自分の子供、孫、その先まで多摩市に住み続けるまちづくり。そのためには何が必要か。多摩市民は4年に一度のこの機会にしっかりと考えてほしい。
□本日のめぶき 「そば酒房はなわ」
京王永山駅付近にあったお蕎麦屋さんで昼食。そば酒房というだけあってお昼からお酒を酌み交わしている近所の方々で賑わっていた。そばがとても美味しかった。
前橋市議会議員 岡 正己