2018年4月17日
百聞も一見も。
藤棚とはなんとも贅沢だ。
花が咲くことでその価値が発揮される。
昔は花などに反応することもなかったが
最近は道端に咲いている花などに強く反応してしまう。
なぜだろう。年齢を重ねるとそうなっていくものなのか。
ここ最近は、いろいろな場所に行き体験したいという欲が強い。
地域活性化などのニュースがまとまっているサイトを見たり、本を読んで情報収集をするが
やはり百聞は一見に如かずである。
前橋に活かせるかもしれないという視点があるだけでまち歩きも変わってくる。
それは前橋を歩いていても同じことだ。初めての気持ちで歩くと気づくことが多い。
藤棚などもそうだが、電話ボックスのデザインや道のタイルなども素敵だったりする。
“そのまちっぽいもの”を大切にして行きたいと思うが、“そのまちっぽいもの”は
そのまちでは普通なのでその価値に気がつかないことが多い。
藤棚のように季節の訪れを待つものも必要だと思う。
まちの中には注目される機会を待っているものがあるかもしれない。
当たり前を疑うことが重要だ。
百聞も一見も疑って新しい価値を創造して行きたい。
情報交換は重要。
昔の同志の集まりがあった。皆それぞれ活躍していて刺激になる。
人は財産だ。
情報交換はこちらからも出せるものがあって成立する。
情報とは生物だ。いつまでも保存しておけない。
早めに出すことで変化が起きたりもする。情報化社会の速度はとても早い。
その多くの情報の中から劣化しないで自分の知となるものを選んでいく。
哲学的なものや、アートに触れると時間を越えられるものと感じることが多い。
それは他の人に伝えたいと思うものだ。
インプットとアウトプットを繰り返し今の自分の容量をさらに増やしていきたい。
前橋市議会 議員 岡 正己