2023年7月4日

義務教育学校。

会派前橋黎明の行政視察に同行させてもらい北海道へ。初日の目的地は当別町。朝5時半前橋駅〜始発の新幹線で東京〜9時羽田初のフライト。当別町は札幌から車で40分程度の明治維新後にできたまち。生チョコレートでお馴染みのロイズの工場などがありロイズタウン駅という駅まである。また、スウェーデンヒルズという高級住宅街がある。スウェーデンのレクサンド市と姉妹都市でもある。

□行政視察 『義務教育学校とうべつ学園』

小学校と中学校を合併し9年間の小中一貫の義務教育学校とした事例。昭和40年には小学校15校、中学校9校あったものが統合を繰り返し、現在は義務教育学校1校と、小学校1校、中学校1校の3校に。義務教育学校としたのには「学力の低さ」という明確な課題があったから。9年間の切れ目のない教育で連続性のある多様な学びを。

平成26年に当時の教育長が「小中一貫教育の実施」を表明。そこから3年間の研究、講師の独自配置、コミュニティスクールの導入など準備を進め令和3年に小中一貫校として開校。

特徴として、推進講師(算数数学2名、英語1名)を配置、小学校からの英語の完全実施、独自の教科「とうべつ未来学」、各学科の教育課程が一目でわかる「学びのガイドブック」(HPから見ることができる)、コミュニティスクールが積極的に関わって共に子供を育てるという目線などが挙げられる。

小中一貫校の大きなメリットとして中1ギャップを無くすということがある。結果的に学力の向上が見られた。これによって先生方のモチベーションも上がったという。

前橋市にとっても少子化という避けられない課題の中で有効な選択肢のひとつとなるか。
□現地視察

総工費約63億円。

教室の扉は全開放。試験の時にだけ締めるようだ。他のクラスの様子が聞こえるので先生方にはプレッシャーかもしれない。

掲示物用のコルクボードが至る所に。これによって綺麗に。

ラックなどは可動式でレイアウト変更が可能。

グラウンドはまだ建設中。全面芝生で本年度中に仕上がる予定。

□本日のめぶき 「ロイズタウン駅」

この駅は建設費用全額をロイズが出して20年ぶりにできた請願駅。ロイズタウン駅からロイズの工場まで自動運転バスの実証実験もしていた。ロイズは年商300億円にも上るらしい。

前橋市議会議員 岡 正己

 

過去の活動報告

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あかとねの日々の活動レポート

2024年5月15日

岡 正己 議員

馬鹿。

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