朝６時から住吉町１丁目納涼祭の準備。その後ラジオ体操を経て、生涯学習奨励員の庭野さんから初代前橋市長下村善太郎についてのお話があった。

下村善太郎が生涯で前橋市に寄付した金額は当時のお金で３万３，０００円以上。当時（明治２５年）の前橋市の歳出額１万３，０００円と比較すると多額の資材を前橋市のために拠出したことがわかる。現在で考えれば前橋市の予算が約１，４６７億円なので３，０００億円以上と近い感覚。

また、前橋公園を計画して私費で吉野から桜の苗木を購入して植えた。このおかげで前橋公園は前橋市を代表する桜の名所となっている。感謝しかない。

前橋市民にとって８月５日は特別な日。前橋空襲の日である。今年で７８年が経つ。今を生きる我々が決して忘れてはならない日。終戦の１０日前に５００人以上が犠牲となった。

住吉町２丁目主催の犠牲者を追悼する前橋空襲慰霊式がに参列した。町内の小学生３人が「平和と命の尊さを語り継いでいく」誓いのことばを読み上た。空襲の体験者の原田さんから当日の防空壕の中の様子、自分を助けてくれた大人たちのことなどが語られた。

当時の写真や工事の際に見つかった防空壕の壁などをもとに作成された再現図も披露された。やられたらやり返す。はじまってしまえばどちらが悪いという話ではなくなってしまう。今を生きる我々にできることは戦争の悲惨さをしっかりと受け止めて感じて伝えて行くことだ。

お昼前に９月２３日から始まる「広瀬川文化交流」の説明のため２店舗訪問。間髪入れずに１６時からの納涼祭の準備。

□本日のめぶき　「焼きそば担当」
４年ぶりに一番きついと言われている焼きそば担当を仰せつかる。汗だくもだくだくでスポーツドリンクをお供になんとか２００食焼き切った。

全員参加のビンゴ大会では相変わらずの運の悪さを発揮してどんだけ番号が呼ばれてもリーチにすらならないという。久しぶりに会う方、実は同じ町内に住んでいた方などの出会いは町内のお祭りならではである。祭りは地域の接着剤。

前橋市議会議員　岡 正己