2018年8月27日

三日目、氷見市。

家族旅行三日目、氷見市。
今回の旅行では、富山県という場所は決めたものの宿はどうするかが課題だった。

そんな時、不思議な縁で最近できたという宿を知り、ある意味目的地として設定した。

宿を決めてから、宿の方とやりとりをして夕食を決めたり、やることを決めたり、行くところを決めたりと個人的なやりとりが可能で通常の宿とは違う体験ができた。

知り合いの家にお泊まりに行くような感覚。

今回の目的地「HOUSEHOLD

元NPOが運営していたアートスペースを改修して、夫婦二人で営んでいるお宿。

「HOUSEHOLD」のコンセプト

”正面玄関”の観光ではなく、”勝手口”から始まる旅

家庭の、街の中の日々の営みを「料理」を通して知り楽しむ。旅先のホテルや旅館でプロのつくった食事を楽しむのもいいけれど、その土地の旬の食材を手に入れ、自分たちで料理をする。料理をすることそのものがこのまちの豊かさを一番味わえる。

そう思ってこの場所をはじめます。北陸へのご旅行の際は、是非HOUSEHOLDへお立ち寄りください。 笹倉慎也・奈津美

顔の見えるお店だが、必要以上の接客は無く、その土地の日常という最高の観光を形にしていると思った。

こんなコンセプトの宿が前橋にあったらどんな形をしているだろうか。
赤城山か、それともまちなかか。前橋を一番体験できる場所はどこだろう。

そんなことを考えさせてくれる素敵な場所だった。

1階はカフェスペースで、宿泊者でなくても誰でも利用できる。
2階はギャラリーとして展示スペース。
3階は夫婦の生活の場所。
4階がゲストハウスという構成。

氷見市の日常に近く、目の前が海というロケーションも最高。
氷見市が好きになった。

宿の前で海沿いを走る、自転車のロングライドイベントが開催されていた。
前橋も赤城山を走るロングライドイベントが予定されている。
景色はどうだろうか。海にないものは山にあるかもしれない。

富山の日常なのかもしれないが、
神社が囲われている光景は外の人から見たら不思議に見えた。

雪による影響をサッシによって保護していると思われる。

氷見からレンタカーを返すために高岡市へ移動。
昨年の沖縄で行われた「全国都市問題会議」でパネリストとして登壇していた
能作さんへ。

製造業に新しい価値を加えて、観光スポットにしている。
商品や、ワークショップ、カフェのメニューにもアイデンティティを感じる事が出来た。

特に良かったのがこの「TOYAMA DOORS」だ。

人々が群がって、このあと、また今後、どこに行こうか検討している。
コンセプトはこうだ。

この仕組みは見習わなくてはならない。

能作さんがハブとなり富山県の他のスポットへの波及効果を促している。

フライヤーやチラシなどが置いてある観光紹介コーナーなどはどこでもあるが、
そのフォーマットが統一されていて、とても見やすく、発信のしやすさと受け取りやすさのバランスが素晴らしい。

観光カードをハガキサイズに統一し、ジャンルを、「観る、遊ぶ、食べる、泊まる、祭り」として選びやすくしている一方、情報は並列なので変な押し付けも無く、個人の好みで情報を選択できる。

ついついこの観光カードを取りながら話が進みそうだ。

これも能作さんが富山のことを考えているからこそだと思う。
能作さんについて詳しくは、赤利根の以前のブログにて。

例えば県のアンテナショップなどには絶対必要であると感じた。
情報過多のこの時代、情報の受け取り方と、発信の仕方を考えなくてはならない。

旅は重要だ。他を見ることで自分たちを見つめ直す。
学びの多い富山県、ぜひまた訪れたい。

前橋市議会 議員 岡 正己

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