2018年11月21日

委員会2日目。

11月委員会2日目、総務常任委員会と建設水道常任委員会が開かれた。
報告事項をいつくかピックアップしておく。

□総務常任委員会では
・公立大学法人前橋工科大学の中期目標の期間終了時の検討結果について
5年ごとに中期目標を立てその結果を検討していく。
大学の業務を継続させる必要性の検討結果は、引き続き継続すすることが妥当となった。
これは、前橋市と評価委員会、第三者機関による評価の結果である。
しかし、課題も多く残る。
18歳人口の減少により今後学生の確保が難しくなり、大学間の競争が激化する。選ばれる大学にならなくてはならない。
6学科で構成されており、公立の単科大学の中では一番学科数が多い。社会人教育のための夜間開講制があるが近年社会人の入学者がいないなど。
それに応じて、学科の統廃合を行い、効率的かつ効果的な研究教育機関へと改変し、総合デザイン工学科で実施している夜間開講制を廃止するよう要請した。

・ふるさと納税の本市の現状について
ふるさと納税は件数はさほど減ってはいないが、返礼品の見直しなどがあったためその額は大きく減少した。
金類似性や価格が高いもの見直しに加えて、区域内で生産・提供される物やサービスとするように求められた結果、その寄付金額は平成29年度の上半期と比べて25%ということだ。

この件はプロデュース能力が問われる。前橋の魅力を前面に押し出すチャンスでもある。件数はそこまで減っていないということを考えると興味はあるということだと思う。その中で皆に選ばれる返礼品が用意できていないということになる。
まさに新しい価値の創造が必要である。

・前橋市議会議員及び前橋市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の改正について
公職選挙法の改正により市議会議員選挙において選挙運動のためのビラの頒布が認められた。ビラの単価は7円51銭で2種類以内計4,000枚までの範囲内で無料で作成できることになった。

選挙が少し変わった。そのビラをどうやって効率的に使うかはセンスが必要だ。

□建設水道常任委員会では
・前橋市立地適正化計画(居住誘導区域)素案のパブリックコメントについて
パブリックコメントはとても重要だ。市民が自由に意見を言える公の仕組みだ。
市民からの真剣な意見を受け止めなければならない。計画案全般に関する意見もあればまちづくりに関しての意見もある。
他の計画との整合制、連動性が重要だ。前橋市には様々な計画があるがそれが全て繋がって活性化という目標に向かっていかなくては意味がない。今回のパブリックコメントは議員としてしっかり受け止めたい。

千代田町中心拠点地区市街地再開発事業に係る業務代行者の募集について
まちなか再開発についてだ。ここ最近は前橋ではこの話題で持ちきりである。群馬県の地元紙、上毛新聞に記事として大きく取り上げられたことも要因の一つ。現在、2〜3社からの問い合わせは来ているとのことだ。

業務代行者の募集は平成30年11月8日(木)〜平成31年1月30(水)予定となっている。
この期間に募集、事業提案から審査・決定を行うという。
選定方法は第三者機関として業務代行者選定審査委員会を設置して、審査報告を準備組合が受けて決定する。

委員からの質問も多数あり、意見はそれぞれであったが地権者最優先という部分と、まちづくり的な目線が交錯しているように感じた。前橋市の土地が大部分をしめているためと今までのまちなかの衰退の歴史というフィルターがかかっていて、それぞれの目線で意見を言うが正解を探すのはとても難しい。

現在策定中のアーバンデザインとの整合制はどうするのか?という質問は出なかった。

ホームページを見ると
(3)参加意向表明書提出 平成30年11月19日(月)  8:30から 平成30年12月13日(木)17:00まで(土・日曜日、祝日を除く) となっている。

様々な意見があるが、皆前橋がより良くなることを願っているはずだ。

前橋市議会 議員 岡 正己

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