2019年10月22日

10月市民経済常任委員会、建設水道常任委員会。

10月委員会開催日2日目。私の所属する市民経済常任委員会と建設水道常任委員会が開かれた。

・市民経済常任委員会の報告事項は1つ
1、豚コレラ対策について
昨年9月に岐阜県の養豚農場で、国内では26年ぶりに発生が確認された豚コレラについては、国が主導する様々な防疫措置が講じられてきたが、感染拡大に歯止めがかからず、今年9月には埼玉県の養豚農場で、10月には群馬県内の野生イノシシに感染が確認された。前橋市としては、群馬県の指導のもと、周辺市町村や関係機関とも連携を図り、今度も継続して豚コレラ対策を進めていく。

・畜産農家に対する支援
1、消毒液(消石灰・ロンテクト)の配布(2月22にちから継続して実施)
豚舎周辺の消毒強化、68事業者(7月に追加配布)
2、緊急鳥獣対策事業の実施(7月10日から)
有害鳥獣の侵入防止を図るための電牧柵設置機材・鳥獣ネット等の購入費を補助(前橋市4割、農協組合員の場合はさらに1割を農協が補助)
3、豚コレラ侵入防止緊急支援事業の実施(9月27日から)
豚コレラ保菌イノシシの畜舎等への侵入を防止するための設備を農畜産業振興機構のアフリカ豚コレラ侵入防止緊急支援事業で実施し設置する畜産農家に対しての補助(国5割、県・市5割を補助)
4、ネズミ忌避剤の配布(10月15日から実施)
ウイルスの媒体と想定されるネズミの豚舎等への侵入防止

・豚コレラのまん延防止施作
1、消毒用のマットの設置(3月1日から)
本庁舎、各支所等市有施設(12カ所)に設置、その他赤城南麓地域の公共施設に順次増設予定
2、市内消毒ポイントの設置(10月3日から12月28日)
JA前橋市アグリサポートセンター、同北部営農センター、同アグリサポートセンター粕川、同南部支所(南部支所は10月17日から)
3、バス・トラック等関係機関等への消毒依頼(9月26日から随時)
豚コレラ発生地域を走行した際の消毒を要請(市内事業者でタイヤ等)
・野生イノシシに対する施作
1、野生イノシシの捕獲強化(11月15日から2月29にちまで実施予定)
狩猟期のイノシシ捕獲奨励金の上乗せ(5,000円から1万円に)
2、野生イノシシのモニタリング対策(4月から継続実施)
市内各地猟友会に対して、イノシシを捕獲した場合の血液採取のサンプル数を増やす要請を実施
猟友会等の入山者向けに、死亡(事故死を除く不自然死)個体を発見した場合の検査機関へ通報することの周知
3、前橋市実施隊役員及び猟友会長会議の開催(10月3日)
狩猟期のイノシシ捕獲奨励金の上乗せを周知するとともに野生イノシシの捕獲強化を依頼
4、赤城山周辺自治体連絡会議の開催(10月15日)
前橋市、桐生市、沼田市、渋川市、みどり市、昭和村の5市1村が参加し、赤城山周辺における野生イノシシの捕獲強化について参加自治体情報共有を図るとともに連携強化を確認

□その他実施事項
1、群馬県知事あて要望書を提出(9月16日)
前橋市農業協同組合、JA前橋市養豚部会と連名で豚コレラワクチンの早期摂取や県境での消毒ポイントの設置等を要望
2、市内発生時における緊急参集訓練の実施(4月18日)
豚コレラの発生時に、防除及びまん延防止を実行するため緊急支援チームを設置することになるため、参集や書道体制の机上訓練を実施。また、緊急支援チーム班別の体制説明会を実施(10月10日から)

□前橋市の豚の飼育概況について(平成31年2月1日時点)
飼養者数72戸、農場数84カ所(農場内訳:上川淵1、芳賀1、桂萱5、城南11、大胡13、宮城30、粕川4、富士見19)、飼養頭数196,900頭

建設水道常任委員会の報告事項は1つ、教育福祉常任委員会での市営住宅を活用した障害者グループホームの使用開始について。詳しくは先日のブログで。

前橋市議会議員 岡 正己

過去の活動報告

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2024年5月15日

岡 正己 議員

馬鹿。

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