2020年7月9日
オンライン。
オンライン配信されているトーク番組さえあればサミット、セミナー、パネルディスカッション、シンポジウムなどの類いは全ていらなくなってしまうのではないか。とさえ感じるほど物凄い濃い内容のものがWEB上には溢れている。内容の濃さはさることながらいつでもみられる環境が凄い。今までは行く事を計画し、行き方を検討し、宿泊の手配などを経ていざ当日、となっていた。目的が勉強だけであれば本当にオンラインでいいと思う。
しかし、各地方で行われるサミットやフォーラムには勉強だけでは無い様々な目的も込められている。全国から沢山の議員が集まることによる経済効果や、後の情報交換会という名の懇親会もその目的の一つだ。しかし、交流に関してもビデオ会議やオンラインサロンというものがあってそこで出来たり、経済効果も通信販売やふるさと納税などでできるかもしれない。例えば視察もVRなどを駆使すればあたかもそこにいるようにできるかもしれないし、かえってその方が危なくて見れない場所なども見れたりするかもしれない。もはやオンラインでできないことは無いのかもしれない。
時代の進みはとても早い。しかし情報が武器になるということは変わらない。今まではとても苦労してお金と時間をかけていた情報がパソコンとインターネット環境があればGETすることができるのだ。これは地方にとってはメリットが大きい。移動の時間をかける必要が無く、都心などにいかなくてもいので感染リスクも低い。何より物価が安い。地域の魅力を改めて考えていく必要がある。東京になくて地方にあるものはなんなのか。
白井屋の丘も緑になってきた。オンラインの可能性しか見当たらないが、オフラインの強さにも注目していきたい。
前橋市議会議員 岡 正己