2021年3月13日
たわむな創れ。
我が母校、前橋市立第三中学校の第74回卒業証書授与式に参列した。
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から来賓は呼ばず、検温はもちろん保護者も生徒一人に対して一人まで、保護者席は自由席だが誰がどこに座ったかを後から追えるように付箋にて管理していた。未知のウイルスだった新型コロナウイルスもその特性がわかってきてWITHコロナの式典として1年前との違いを感じることができた。やり方次第で様々なことが可能になっている。
国家、校歌などは歌うことができないが卒業生の答辞にピアノ伴奏をつけるという工夫も見られた。答辞の内容がとても素晴らしく涙してしまった。皆、修学旅行に行きたかったし合唱コンクールもやりたかったはずである。みんなで声を合わせることが悪いこととされてしまうことにとても悲しくなったという。しかし生徒たちはその中でも自分たちにできることを自分たちで考えて実行していった。とても立派な姿に感動した。
歌うことはできなかったが校歌を聴きながらその歌詞を噛み締める。
「たわむな創れ ひとすじに 三中卒業生に栄えあれ」
前橋市議会議員 岡 正己