2020年8月17日

前橋の底力。

令和2年8月16日は、前橋のまちなかを流れる広瀬川近辺で新しい価値を創造する取り組み「広瀬川文化交流」のメインの日である。私は朔太郎橋の上に設置するDJブースの準備で早朝からまちなかを行ったり来たり。朝7時の段階で既に汗だくとなっていた。

橋の上をステージに、川沿いを客席に。

その後前橋公園で開催される前橋青年会議所のスカイランタンの設置へ。こちらも皆汗だく。一度日陰に入るとなかなか出てこれない。今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため前橋花火大会は中止となってしまったが、その代わりにヘリウムガスとLED電球を風船に入れその周りに和紙のランタン状のものがついたスカイランタンを500個夜空に上げようという企画。

ランタンを均等に上げるための仕掛けの設置。その後音響設置のため朔太郎橋へ。

暑さのためか機材のトラブルにより四苦八苦する。スタッフで相談しながら原因を探る。ターンテーブルの回転数が2台とも安定しないというトラブルで曲がなんか変な感じになってしまう。電圧が安定しないのか?延長コードが悪いのか?アンプの接触が悪いのか?それともターンテーブルが2台同時におかしくなったのか?電源を取る場所を変えたり、電源を1つのドラムリールに偏らないように散らしたり、ターンテーブルの水平を確かめたりと手を尽くすこと1時間半。結局原因はターンテーブルが2台ともおかしいということになり私の事務所のターンテーブルと交換してなんとかセッティングが完了した。

私の事務所がある弁天通りではBenten Listening Streetが開催中だった。そちらの様子も伺いながら界隈を回遊する。この企画は商店街の有線放送と5店舗に割り振られた周波数に合わせると各店舗のラジオ番組が聴こえるというもの。事務所4階のなんちゃって海賊局。なんとも言えない人の家の音が聴こえるような盗聴に近いような感覚だった。

周波数を合わせるが場所によって聴こえ方が違うので皆ラジオを持ってうろうろする姿が印象的。音に関してのイベントだったので目に見えないのが本当に面白くてイベントが行われているのを知らない人は本当に何をやっているかわからないという感じだ。日常と非日常のリミックス感がたまらない。参加者はみんな各店舗の周波数に合わせてニヤニヤしたり聴くためにチャンネルを一生懸命探していたりしていた。

太陽の鐘。

「太陽の鐘を鳴らすのはあなた」通りすがりのアトラクションとして人気で、何発も鐘の音は響き渡っていた。その後川下で開催されてる広瀬川ナイトテラスへ。こちらは写真を撮るのを忘れてしまったが9月までの毎週末開催されるのでまた行ってみたいと思う。山本龍前橋市長と合流し各イベント場所を回って諸々の確認作業。今後への生かし方を検討した。

そして19:45 からは前橋青年会議所によるサプライズ花火!500発近い花火が前橋の夜空を彩った。たくさんの市民の方々からありがとうとの言葉をいただく。青年会議所運動をやっていてこの言葉ほど我々の苦労をかき消してくれるものはない。私は花火の事前の段取り、調整、メディアへの対応を担当した。起案してからかなりのスピードでの実施となったがやはり夏の花火、特に8月の花火は意味がある。密を作らず、回遊させるためにポイントを広範囲に分散させながら実験的で文化的な企画も入れ込まれていて前橋の底力を感じられる日となった。

前橋市議会議員 岡 正己

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